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エネルギー

  • 石油の弱気相場がついに始まった?

    モトリーフール・カナダ支局、2018年11月15日投稿記事より 原油相場のベンチマークであるウェスト・テキサス・インターミディエート(以下「WTI」といいます。)が1バレル当たり55米ドル以下に急落し、専門家は新たな原油価格の崩壊が始まったのではないかと懸念しています。ここ最近わずかながら価格が回復しましたが、WTIは1バレル当たり約57米ドルで取引されており、年初来約3%減少しています。多くのアナリストは、石油が正式に弱気市場入りしたと主張しています。 この動きは石油株の急激な売却を引き起こし、この業界最大のETFであるエネルギー・セレクト・セクターSPDRファンドETFも12%下落しました。カナダ国内大手のオイルサンド事業者であるセノバス・エナジー(TSX:CVE)(NYSE:CVE)も17%下落し、悪影響を受けています。 WTIが1バレル当たり76米ドルを超え、ここ数年で最高値で取引していた10月初めと比べ、状況は一変しています。 有名なシティバンクのアナリストであるエド・モースとロシア財務省は、原油価格は再び崩壊するだろうと予測していました。ロシア財務省は2018年7月に石油価格が1バレル当たり50—60米ドルと思われる均衡価格を上回って取引されている際に、ブレント原油の価格は均衡価格まで下がるだろうと警告しました。一方、モールスは多くのアナリストが信じるほど原油相場は強くないと主張し、1バレル当たり45—65米ドルの間に収まるだろうと主張しました。 今月初めに米国はイランに対する制裁措置を採択すると発表しました。この制裁は世界的な原油供給量を1日当たり100万バレルも削減することになるにもかかわらず、原油価格は1年ぶりに急落しました。これは、2018年8月に米国の石油生産量が予想以上に拡大し、OPEC供給の増加と需要の減少から2019年は世界経済成長が減速するのではないかという恐れがあるからです。 石油在庫は増えており、アメリカ石油協会(API)は、2018年11月9日に石油在庫が880万バレルとなり、アナリスト予想の320万バレルを2倍以上上回ったと述べています。 これは、ガソリンの季節的需要が減少し、製油所の稼働率が低下したことに起因しています。 石油の弱体化は、米国の石油生産者よりもカナダのエネルギー産業に大きな影響を与えるでしょう。ウエスタン・カナディアン・セレクト(以下「WCS」といいます。)は、2017年12月末には史上最高値の39%で取引されていましたが、2018年10月末はその61%で取引されていました。カナダの軽油は、2017年の終わりの史上最高値の10%で取引されていましたが、2018年10月末にはその38%となり、3倍以上の価格で取引されていました。 カナダの石油生産会社がパイプラインの制約により重要としている米国の石油精製場に石油を送れず、カナダ西部で大量の供給過剰が発生しているため、この大幅な原油安はしばらくの間続くものと考えられます。 したがって、一部の石油株に投資することに魅力を感じないかもしれません。カナダの原油生産者への財政的影響は厳しく、2018年第3四半期のWTI平均価格は1バレルあたり66.75米ドルだったにもかかわらず、セノバスは平均販売価格が1バレルあたり35米ドルにしかなりませんでした。 ここ最近の急激な原油価格の下落は、多くのアナリストを驚かせました。原油価格市場の国際的基準であるブレントが2018年末までに80米ドルに達するという予想がありましたが、実現しそうにありません。供給の伸びが予想を上回り、在庫が増加し、需要の伸びが減少しており、原油価格を抑え込んでいます。 カナダの原油の価格が下落していることから、2018年の残りの期間と2019年の前半まではオイルサンド事業者のパフォーマンスに大きな影響を与えることでしょう。 Read More »

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