The Motley Fool

おせちーず

システムエンジニア->証券アナリスト->地方公務員という異色の経歴を経たフリーランス女。投資歴約30年。MBA、CFP、FP1級、日本証券アナリスト協会認定証券アナリスト。日本株を得意分野としていますが、女性のキャリアと資産形成についても発信していく場を設ける予定。

「夏枯れ」相場は何が「枯れる」のか、データを元に検証

月に入りました。言わずもがな、夏です。日本株に限らないかもしれませんが「夏枯れ」という相場用語があります。野村証券の用語集によると、「夏になるとお盆休みなどで市場参加者が減るため株式市場の取引高が減少し、相場があまり動かなくなること。」だそうです。確かに筆者がマーケットに携わっていたころの経験を振り返ると、休暇を取得する人が多い夏は商いが薄いなと感じることが少なくありませんでした。 More »

変化は需要を産む、需要の変化は企業業績の変化につながる

COVID-19感染拡大抑制を目的とした“Stay at home”が推奨されてから約2か月半、2020年6月19日に都道府県をまたいだ異動の自粛が解除されました。もちろん、毎日のように県境をまたいだ通勤・通学をしている方もいらっしゃいますので、だれもかれもが異動を完全に自粛していたわけではないはずですが、とりあえず公的な行動の制約が一つ減ったことで、自粛していた外出を部分的にでも解禁された方が少なくないことでしょう。 More »

今年の決算発表は、「減損」に気をつけよう

6月も下旬に入り、そろそろ2、3月期決算企業の第1四半期決算発表(以下:1Q決算発表)が相次ぎます。今年は、前期本決算発表時に多くの企業が期初予想を出していないため、予想の数字が出ることへの期待を反映して、例年より1Q決算発表への注目度が高いように思えます。ポジティブな数字が発表されれば多くの投資家にとってハッピーですが、個人的にはネガティブな要素を考慮に入れています。それは「減損処理(げんそんしょり)」です。 More »

読まずに捨てるのはもったいない ~株主総会招集通知~

今月に入ってから、たくさんの封筒が届いてうんざりしている日本株投資家の方も多いことでしょう。しかしながら、その封筒の数は前述した会社法299条が改正されない限り変わらないと考えられます。法改正が行われない限り変化しないのであれば、考え方を変えて書面で届く招集通知を活用してみてはいかがでしょうか。筆者は、議決権を持つ株主全員に届く株主総会招集通知(以下:招集通知)は、決算短信や有価証券報告書などに比べて個人投資家にとても親切に作られていると思っています。 More »

会社予想が存在しないからこそ注目されそうなもの

日本経済新聞によると、5月末時点の2020年3月期決算発表状況を集計したところ、全体の56.4%(1,266社)が21年3月期の業績予想を未定か非開示とし、その96%(1216社)が新型コロナウイルスの影響を理由に挙げたそうです。決算発表は、多くの投資家にとって投資戦略を練る上での重要な企業発情報ですが、利益予想が無いのでは、予想PERを計算することができないですし、配当予想が無いのでは予想配当利回りを計算することができないので、現時点では多くの企業においてバリュエーションをしづらい状況です。 More »

今年の夏は「暑さ」への常識が通用しないマーケットか

5月21日に気象庁が発表した1か月予報によると、今年の夏は全国的に高い気温が予想されているそうです。暑さは近年日本の定番の話題です。株式市場も暑さと無縁ではありません。夏の天候と株価パフォーマンスに相関がみられる銘柄群がありますが、今年はその常識が通用しない可能性を考慮しておくべきです。 More »

配当金と株主優待、どちらを優先するのか企業側の視点で考察する

5/21にすかいらーくHD(3197)は、前年同期比で9割以上純利益が減少し、中間配当を無配とする第1四半期の決算を公表しました。この決算発表は特に「優待投資家」が注目していたようです。ご存じの方も多いと思いますが、すかいらーくHDの株主優待はお得度が高く、1,000株保有ともなれば、年間69,000円ものお食事券をいただける内容です。しかしながら、4月以降に相次いで緊急事態宣言が出された後はステイホームが推奨されたため、すかいらーくHDをはじめとした外食産業は営業時間短縮、休業等で客足が明らかに落ちていることが明白でした。 More »

資金調達方法に透けるリーマンショックとコロナショックの違い

借り入れや社債発行等による資金調達のニュースが相次いでいます。日本経済新聞のwebsiteで「資金調達」で検索してみたところ、少なくとも以下に挙げる企業に関して、借り入れ等による資金調達報道がヒットしました(2020/5/14現在、順不同)。 More »

活況な売買は、株価指数にポジティブなのか

筆者が株式投資で重要視する指標の一つが流動性です。株式は、売ってくれる人がいるから買えるし、買ってくれる人がいるから売れます。個別銘柄の買いを検討するときは過去の売買高を参照します。その値が多ければ多いほど、その銘柄については売買が活況だということで、買いたい人も売りたい人も多いといえます。 More »

イメージに騙されないために ~本決算発表時資料はセグメント情報を読もう~

2020年3月期本決算発表が連日続いています。連休中はそれもお休みですし、今年に限って言えば以前の記事で言及したように、あらかじめ発表を延期するとアナウンスしている企業も少なくありません。さて、本決算発表時の決算短信はどの企業も20ページ程度はあるなかなかの大作です。四半期決算時などは1~2枚目のみ、あるいは何も読まずにニュースで流れてくる情報しかインプットしていない方も、本決算に関しては自分の保有株に関して数銘柄でも構いませんから一通り読んでみることをお勧めします。 More »