The Motley Fool

【米国株動向】コロナウイルス関連銘柄3選

出典:Zoom

モトリーフール米国本社、202068日投稿記事より

ズーム疲れを感じているのは、ビデオ会議が連日続いている人だけでなく、投資家も同じようです。

ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(NASDAQ:ZM)の株価は驚異的な第1四半期決算を受けて一時跳ね上がりましたが、その後一気に失速しました。

ズーム株の反落を受け、金融専門誌バロンズには巣ごもり関連銘柄の絶好調に終わりが近づいていることを危ぶむ記事が掲載されました。

ズーム、ペロトン・インタラクティブ(NASDAQ:PTON)、テラドック・ヘルス(NYSE:TDOC)の株価は、年初来でそれぞれ205%、62%、93%上昇していますが(執筆時点)、世界各国で新型コロナウイルスのパンデミックによる外出制限が解除されるのに伴って、これらの銘柄の輝かしい日々も終わってしまうのでしょうか。

いいえ。そんなことはありません。3社の先行きは明るいと考えます。

外出万歳

3社はまるで異なる業種に属しています。ズームはビデオ会議のプラットフォームを提供し、ペロトンはワイヤレスを通じて双方向のトレーニングセッションを受けることのできるフィットネスマシンを販売し、テラドックはオンライン診療を提供しています。

確かに、3社とも新型コロナウイルスの勝ち組ではありますが、今やオフィスや学校は徐々に再開され、人々は外出し始めています。スポーツクラブも再開し、病院は患者を受け入れています。

しかし、各社の上昇分が全て消えてしまうというのも、あまり考えられません。

ズームの1日当たりの利用者数は昨年12月に1,000万人でしたが、今ではピーク時には1日に3億人が利用しています。

経済活動が再開しても労働者がすぐにオフィスに戻るわけではなく、ハイテク企業の多くは、少なくとも来年までは在宅勤務も認める方針を示しています。

学校も同様で、秋から完全に教室での授業に戻ると表明している学校は少なく、ズームを使った出席確認も日常風景になるかもしれません。

ズームの第1四半期売上高は前年同期比169%増となり、3カ月前時点の63~65%増という見通しを大幅に上回りました。

2021年1月期通期の売上高見通しは17億7,500万~18億ドルと、3月時点の予想から2倍以上に上方修正されました。

決算発表当日に株価は8%上昇しましたが、その後2営業日の下落で上昇分は完全に打ち消されてしまいました。

ペロトンの業績も予想を大きく上回り、コネクテッドフィットネス会員数は88万6,100人と、過去1年間で94%増加しました。

1-3月期の売上高は66%増となり、会社側は4-6月期について128%増(ガイダンス中央値)を見込んでいます。

会員の継続率は93%で、数千ドルもする高額なマシンを購入した会員はそう簡単に解約しないようです。

しかも、担当者が直接設置しなければならないトレッドミル(ランニングマシン)は3月以降に販売を停止していましたが、外出禁止の解除に伴って販売を再開できます。

テラドックの需要がパンデミックで高まるのは自然な流れです。

同社は3カ月前の時点で、2020年の利用者数を550万~590万人、26~28%の増収と予想していましたが、最新の予想では利用者数は昨年の2倍以上となる800万~900万人、45~49%の増収を見込んでいます。

3社のプラットフォームが消えてなくなることはありません。

ズームは企業、学校、家族のコミュニケーションツールの一環として存在し続け、ペロトンは高額なトレーニングクラスに代わる便利でコスト効率の高いトレーニングツールを提供し、テラドックは成熟した業界に大変革をもたらしています。

オフィスやジムならば行きたい気持ちが高まっているかもしれませんが、病院の待合室に行きたいとは思わないでしょう。

これら3銘柄は、年初来の5カ月間で株価が大幅に上昇しましたが、今後もそれぞれの業界で優位性を維持し、投資家に高いリターンをもたらしてくれるかもしれません。

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コロナ禍で消費者が一斉にレストランや航空機の利用を敬遠した一方、在宅需要という大きな恩恵を享受し、新産業として伸びた分野もあります。過去1年で既に株価は大幅に上昇してしまいましたが、在宅関連銘柄としても、長期的な成長株としても注目できる3銘柄を取り上げます。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Rick Munarrizは、ペロトン・インタラクティブ株、テラドック・ヘルス株、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ株を保有しています。モトリーフール米国本社は、ペロトン・インタラクティブ株、テラドック・ヘルス株、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ株のオプションを推奨しています(2020年8月の130ドルのショート・コール)。

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