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NYダウの週報(6月1日週)と来週の見通し

今週のNYダウ

今週のNYダウは先週末比で1,727ドル上昇し、27,000ドル台を回復しました。

香港情勢を巡る米中対立激化や、白人警官による黒人暴行への抗議デモが全米に広がりましたが、経済活動再開への期待の方が強かったようです。

また、FRB(米連邦準備制度理事会)の大胆な量的緩和による過剰流動性に加え、米政府の景気対策第2弾への期待が株式市場を下支えしています。

さらに、5日に発表された米雇用統計は驚きの結果になりました。

失業率は13.3%となり、4月の14.7%から改善。市場は20%程度の失業率を見込んでいましたが、経済活動再開で人々の職場復帰が進んだと見られます。

また、非農業部門雇用者数も-750万人の予想に対し250万人と前月比で増加しました。

5日のNYダウは829.16ドル高の27,110.98ドルで引け、約2カ月半ぶりに高値を更新。

また、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も9,845.69ポイントまで上昇し、2月19日につけた過去最高値9,838.37ポイントを上回りました。

NYダウ来週の見通し

ナスダック総合指数は過去最高値を上回り、NYダウも過去最高値29,568.57ドルが視野に入ってきました。

NYダウ先物6月限の取引最終日を19日に控え、売り方の買い戻しが上昇を加速させています。

米主要株価指数先物に対する投機筋の建玉は、8年半ぶりの大幅な売り越しになっています。

来週も売りの持ち高を膨らませていた投機筋の買い戻しが期待できるでしょう。

一時的な調整局面があっても、200日移動平均線(26,304ドル)が下値支持線になりそうです。

ただ、上げを主導してきたハイテク株には過熱感もでています。

ナスダック総合指数をS&P500種株価指数で割った値は300%を超え、2000年のITバブル時以来の高水準。

しばらくは上昇相場が継続しそうですが、買い戻し中心のバブル相場になっている点には注意が必要です。

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