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ロボアドバイザー投資とは?投資初心者でも簡単な理由とメリット・注意点について解説

出典:Getty Images

収入を少しでも増やしたい、子供の教育資金や老後のために何か投資を始めたいという方は少なくありません。

しかし、実際には仕事や子育て、家事などで忙しいので資産運用は難しい、あるいはそもそも投資の知識や経験が無くて何から始めたらいいのかわからないという場合がほとんどです。

今回ご紹介する「ロボアドバイザー投資」はそんな投資初心者が簡単に投資を始めるきっかけになるかもしれません。

ロボアドバイザー投資は昨今話題になりつつあるAI(人工知能)を利用した金融サービスで、金融の知識や投資経験が無い方でも資産運用を可能にしてくれます。

そこでロボアドバイザー投資の概要やメリット、リスクなどについてお伝えしていきます。

ロボアドバイザー投資とは?

ロボアドバイザーとは、ひと言でいえば投資対象となるファンドの選択やリバランスを含めて、資産運用のすべてをロボット(人工知能)が代わりにやってくれるサービスのことです。

ロボアドバイザー投資という言葉の由来ですが、ロボはAI(人工知能)を意味する「ロボット」と投資に関する助言を意味する「アドバイザー」、さらにロボットの助言に従って資産運用するという意味での「投資」が組み合わさった造語です。

ロボアドバイザー投資では投資信託や株式・債券ファンド、ETF(上場投信)、REITなど様々な投資対象となる商品の選択によるポートフォリオ構築とそのリバランス、売却などについての判断をロボットがおこなって助言してくれます。

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ロボアドバイザー投資はフィンテック(ファイナンスとテクノロジーの造語)時代の申し子として約10年以上前にアメリカで誕生しました。

日本ではここ数年で大手数社による本格的なサービス提供が始まり、投資初心者の方を中心に人気が出始めています。

ロボアドバイザー投資の種類

ロボアドバイザー投資には大きく分けて「助言型」と「運用型」と呼ばれる2種類のサービスがあります。

助言型ロボアドバイザー

助言型は、ロボアドバイザーが利用する方のリスク許容度や年齢、収入など利用者の基本的な情報を基に判断し、投資対象の組み合わせとなる具体的なポートフォリオを提案してくれます。

サービスの手数料自体は無料のものが多く、実際の購入や売却については利用者自身がおこなう必要があります。

運用型ロボアドバイザー

一方の運用型のサービスは実際に自分のアカウントに入金し、ポートフォリオ構築から売却まで実際の運用はすべてロボアドバイザーが代わりにおこなってくれるサービスです。

ロボアドバイザー投資といえば一般的にはこちらが主流といえるでしょう。

利用にあたってのサービス手数料は発生しますが、類似するサービスよりははるかに低コストで利用できる点が魅力です。

その他にも「一括投資型」と「積立型」に分けることもできます。

前者はロボアドバイザー投資の運用会社で開設した自分の口座に入金して投資を始めるものです。

後者は毎月決められた金額を運用していくもので、ドルコスト平均法などの効果も期待できる投資方法になります。

ロボアドバイザー投資のメリット

ロボアドバイザー投資には以下のような様々なメリットあります。

人間の感情や間違いを排した「客観的な投資判断」

ロボアドバイザー投資はマーケットがどんな状況であっても予め組み込まれたプログラムに従って客観的な投資判断をおこない、判断にブレがありません。

ロボアドバイザーは金融工学に基づく資産運用のためのアルゴリズムにより、これまでプロがおこなってきた投資判断をすべて自動化する仕組みをもっています。

ロボットが過去の膨大なマーケットに関するデータを分析し、投資家のリスク許容度や投資目標に基づいて投資判断をおこなってくれます。

ロボアドバイザー投資に似たものとしては既存のサービスとして「ファンドラップ」や「ラップ口座」があります。

これらのサービスではファンドマネージャーなどプロの「人間」を介して、ファンドの選択やポートフォリオ管理がおこなわれます。

しかし、人間が判断するためにたとえ投資のプロであっても時にマーケットに対する判断に迷ったり、売買のタイミングを間違えるといったリスクがあります。

手数料の低さ

ロボアドバイザー投資の魅力の一つが手数料の低さです。

ロボアドバイザー投資の場合、サービスを提供する会社にもよりますが、概ね1%前後でプロがおこなうのと同じ投資サービスを利用することができます。

しかし、ロボアドバイザー投資に似たサービス内容を提供しているラップ口座などの場合、商品独自の手数料に加えてラップ口座のサービス手数料が別に2~3%ほどかかります。

投資では投資から得られるリターンも重要ですが、それと同じくらい大切なのが手数料です。

せっかく良いサービスであっても手数料が高ければ投資全体のパフォーマンスに大きく影響しますし、特に5年~10年といった中長期での運用を視野に入れた場合、その差はとても大きくなります。

いつでもどこでも簡単に投資が始められる

ロボアドバイザー投資はパソコンやスマホがあればいつでもどこでも始めることができます。

これまでのように証券会社の窓口を訪れて面倒な手続きをする必要もありませんので、忙しいサラーリーマンや主婦の方でも簡単に資産運用ができます。

申込みも含めてすべての手続きをインターネット上で済ませることが可能です。

だからといって投資をスタートさせるまでの手続きが省かれている訳ではありません。

投資を始めるにあたっては「年齢」「収入」「リスク許容度」「投資目的」といった項目についての確認があります。

ただし、いずれも簡単な質問に答えるだけですので、投資の知識や経験が無くても心配する必要がありません。

取引にあたってのリスクと注意点

ロボアドバイザー投資には様々なメリットがある反面、リスクや注意すべき点があります。

投資判断はロボットにお任せとはいえ、あくまで投資には他の金融商品やサービスと同じようなリスクが存在することです。

投資には元本が目減りするいわゆる「元本毀損リスク」やマーケットの急激な変化によって資産価値が大きく増減する「ヴォラティリティ・リスク」など様々なリスクがあり、それらを理解した上で始めることが大切です。

このような投資に付きもののリスクに対処するためにも投資はあくまで余剰資金でおこなうように心がける必要があります。

初心者は株式投資に取り組む前にリスクを熟知しよう

まとめ

ロボアドバイザー投資は投資未経験で知識が無いという方でも投資を簡単に始めるきっかけになるかもしれません。

今回ご紹介したロボアドバイザー投資について興味があれば、サービスを提供している会社のホームページなどを覗いてみるのもいいかもしれません。

しかし、実際に利用する場合でも投資に避けては通れないリスクについてはよく理解し、生活に支障のない金額の範囲で始めるようにしましょう。