MENU

2019年注目のVR(バーチャル・リアリティ)関連米国株式について解説 

モトリーフール米国本社、2019年1月6日投稿記事より

2014年にフェイスブック(ティッカー:FB)がオキュラスを30億ドルで買収して以来、バーチャル・リアリティ(以下「VR」)はハイテク業界で大きな話題となっています。

しかし、当分野はまだクリティカルマス(ある商品やサービスの普及率が一気に跳ね上がるための分岐点となっている普及率)に到達していません。

ユーザー基盤がまだ小さいため、多くの大企業はこの分野への投資をためらっています。

しかし、2019年に新たなハードウェアとソフトウェアが導入されるにつれて、VRの状況が変化する可能性があります。

VRの将来を確認するために、以下の5社をチェックしていきましょう。

フェイスブック

VRはフェイスブックのビジネスのごく一部かもしれませんが、同社が買収したオキュラスはVRの世界では大きな存在です。

同社は、HTCヴァインと並んでハイエンドVRデバイスを販売する2大企業であり、オキュラスは急速にそのVRプラットフォームを拡大しています。

2018年には360度動画に最適な機器であるオキュラス・ゴーを発売しました。その価格は200ドルです。

2019年、オキュラスは、最高級の独立型のVRヘッドセットを400ドルの価格で発売する予定です。

この製品は、VRを消費者にとってはるかに身近なものとするため、数百万台を超える販売が期待されます。

フェイスブックは、VRの消費者や開発者にとって最適なプラットフォームになろうとしています。

オキュラスの新たなVRヘッドセットが市場に受け入れられれば、2019年はVRの世界が大きく発展する年になるかもしれません。

ソニー

驚かれるかもしれませんが、ソニー(6758)は、世界のVRヘッドセットのリーダーです。

昨年8月に、同社は300万個のプレイステーションVRヘッドセットを販売しました。

その販売数は、オキュラス・リフトとHTCヴァインよりも100万個以上多いものでした。

ソニーが、7,300万台以上のプレイステーション4を販売しているのがその背景にあります。

ソニーにとっての課題は、ハイエンドユーザーに優れたグラフィックスとパフォーマンスを提供するHTCヴァインプロや、一般消費者に最適なオキュラス・クエストのような機器を超えるような商品を販売することです。

しかし、同社がプレイステーション4の処理能力を2019年にアップグレードしない限り、プレイステーションVRヘッドセットの性能は飛躍的に上がらないでしょう。

2020年か2021年に発売予定のプレイステーション5の発売時に、ソニーがプレイステーションVRヘッドセットをアップグレードするという噂があります。

これは、VRヘッドセットのユーザーにとって、よいニュースといえます。

ビデオゲーム業界の3大企業

アクティビジョン・ブリザード(ティッカー:ATVI)、エレクトロニック・アーツ(ティッカー:EA)、テイクツー・インタラクティブ(ティッカー:TTWO)のVR業界への参入は、まだまだこれからといえます。

これらの企業は、PCおよびスマートフォンと比べると、VRヘッドセットについては比較的小規模な参入を検討しています。

VRには何十億もの潜在的な顧客がいますが、投資機会はまだ先であると考えているようです。

2019年は、オキュラス・クエストの販売は、VR市場の拡大に貢献しています。

当デバイスの販売が100万以上に達すると、VRゲームの開発がより魅力的になる可能性があります。

これらの企業は、VR業界への積極的な進出によって、ビデオゲーム自体の競争力を失う危険を冒したくないと考えています。

まず、フォートナイト風のVRゲームが、2019年春にビッグボックスVRと連携して発表される予定ですが、他にはベストセイバーがVRに対応します。

VRゲームを推進するには、どの企業が先駆者となるのか注目です。

VRにとっては大きな転換の年に?

VR業界の発展を考えると、2019年は大きな転換点になるかもしれません。

何十億ドルもの開発資金が功を奏し始めるか、そうでないか、市場は注目しています。

フェイスブック、ソニー、または、ビデオゲーム関連企業が大きな勝者になるかもしれません。

はたまた、ビデオゲーム業界は、VRヘッドセットの採用率の低さに打撃を受けるかもしれません。

つまるところ、VRヘッドセットを利用するユーザーの規模によって、2019年がVRにとってよい年になるかどうかが決まります。


フリーレポート配信

モトリーフールの日本進出にあたって日本の投資家、また、これから投資を始めたい方に向けて「株式投資にどう臨むか -スペシャルフリーレポート-」を配信しております。

こちらは無料レポートです。ここからアクセスできます。

ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。公式ツイッターアカウント@motleyfooljp公式フェイスブックアカウントをフォローする。

最新記事