MENU

12年前にスティーブ・ジョブズがiPhoneを発表し、すべてが変わった

モトリーフール米国本社、2019年1月9日投稿記事より

「時折、革命的な製品が登場し、それがすべてを変える」

-スティーブ・ジョブズ

ある製品が「すべてを変える」と言うとき、通常大げさだと評価されます。

しかし、まれに本当にそうなることがあります。

2007年1月9日のマック・ワールド・カンファレンスで、アップル(ティッカー:AAPL)のスティーブ・ジョブズCEOは、同社がスマートフォンを一新し、携帯電話、インターネット、そしてiPodミュージックプレーヤーを組み合わせた製品を開発したと発表しました。

発表の時点では、ほとんどの人がiPhoneに対して疑いの目を向けていました。

マイクロソフトの当時のCEO、スティーブ・バルマーは、次のように述べました。

iPhoneが大きな市場シェアを獲得する可能性はない。ノーチャンスだ。

そのような感想を抱いたのは、ハイテク経営者だけではありません。

EngadgetやTechCrunchなどのWebサイトを含む複数のテクノロジー関係の出版物が「iPhoneは失敗する」と予測した記事を掲載しました。

しかし、私たちは皆、その結果がどうなったのかを知っています。

最初のiPhone

消費者は、世間のマイナスの報道に影響されませんでした。

何千人もの人々が、iPhoneを買うために一列に並びました。

最初のiPhoneは、3.5インチ対角ディスプレイ付きのタッチスクリーンで、4.5インチ×2.4インチの大きさでした。

メモリは、4GBまたは8GBを選択できます。

解像度は320 x 480ピクセルで、1インチあたり163ピクセル、2メガピクセルのカメラでした。

そして、第3者製のアプリは利用できませんでした。

iPhoneの最大のセールスポイントは、マルチタッチインターフェイスと画期的なソフトウェアです。

マルチタッチインターフェイスにより、タップ、スワイプ、または画面をつまむことで、ユーザーが自分の指でデバイスを制御できます。

これらの指で制御する仕組みは当時革命的でしたが、今日では当たり前になっています。

iPhoneが発表されたとき、最も売れていたスマートフォンは物理的なキーボードを持ち、スマートフォンの表面のほぼ半分の面積を占めていました。

画面が上半分、小さなキーボードが下半分を占めていたのです。

iPhoneのタッチスクリーンはキーボードの必要性を排除し、それによってスペースを取り戻しました。

この機器は、他にも多くの最先端の機能を持っています。

加速度センサーは、ユーザーがiPhoneを回転させたのを検出し、比率を調整しながらディスプレイを反転させることができます。

近接センサーは、iPhoneがユーザーの耳に向かって持ち上げられたことに反応し、電力を節約するために一時的にディスプレイをオフにします。

光センサーは、照明条件に合うように自動的に画面の明るさを調整します。

ユーザーは、今日これらの機能を当たり前のように利用しています。しかし、iPhoneがデビューしたとき、これらは革新的なものでした。

これはほんの始まりにすぎなかった

アップルがiPhoneを発表してから十年の間に、多くの変化がありました。

最新の最上位モデルであるiPhone XSとXS Max は、5.8インチと6.5インチのディスプレイを誇ります。

画面の解像度は、458 ppiの2436 x 1125ピクセルで、最大512 GBのメモリを提供します。

そしておそらく最も重要なことですが、アップルは現在App Storeで200万以上のアプリを提供しています。

最近のiPhoneには、深さ検知型のフェイスIDカメラと顔認識システムを使ってデバイスのロックを解除するA12バイオニックチップが搭載されています。

最近のモデルには12メガピクセルのデュアルカメラも搭載されており、プロ顔負けの写真を撮ることができます。

また、アップルのデジタルアシスタントであるSiriを使った優れた音声起動機能も利用できます。

iPhoneはアップルにおける最もポピュラーな機器となり、他のすべての製品の売上を合わせてもその売上に届きません。

2018会計年度のiPhoneの売上高は1,670億ドルにのぼり、同社の総売上高の63%近くを占めています。

iPhoneによりすべてが変わった

ジョブズでさえ、iPhoneがどれほど普及するかを予測することはできませんでした。

アップルは、2007年6月29日(デビューからわずか74日後)に、100万台目のiPhoneを販売したと発表しました。

同社は、最初の年に600万を販売しました。

発売から10年も経たない2016年6月に、同社は10億台目のiPhoneを販売したと発表しました。

その販売台数は確実に増えており、2018年には15億台を突破した可能性があります。

iPhoneはアップルの代表的な機器となるだけでなく、私たちの仕事や遊び方を変え、無数のライバルに影響を与え、人間とスマートフォンの関係を再定義しました。

ジョブズは正しかったのです。iPhoneはすべてを変えました。


フリーレポート配信

モトリーフールの日本進出にあたって日本の投資家、また、これから投資を始めたい方に向けて「株式投資にどう臨むか -スペシャルフリーレポート-」を配信しております。

こちらは無料レポートです。ここからアクセスできます。

ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。公式ツイッターアカウント@motleyfooljp公式フェイスブックアカウントをフォローする。

最新記事