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【米国株動向】コストコ、コロナ禍でも会員の更新率90%以上を維持

モトリーフール米国本社、2020年6月1日投稿記事より

コストコ(NASDAQ:COST)は最近第2四半期(12〜2月)決算を発表し、新型コロナウイルスが感染拡大し始めた当初、需要が急増していたにもかかわらず、来店顧客数自体は減少していたことが明らかになりました。

また、需要の高い家電製品などを低価格で維持していたため、粗利益率がわずかに低下していることを報告しました。

一方、会員更新率は上昇し、長期的な売上高と利益を維持するのに良い兆候を見せています。

会員数の上昇と競合との比較

第2四半期にコストコの米国会員の更新率は91%となり、過去3四半期の90.9%からわずかに増加しています。

第3四半期末の会員数は5,580万人で、前四半期と比較して50万増加しました。また、全世界の更新率は88.4%で横ばいとなりました。

更新率の高さは、コストコにとって短期的にも長期的にも好調な結果をもたらすでしょう。

コストコの利益は製品の売上ではなく、主に会員費の影響を強く受けており、会員費は営業利益の69%に相当する8億1500万ドルとなりました。

これは前年の7億7600万ドルから増加しており、小売業者よりも会員制クラブとしての地位を反映しています。

ウォルマート(NYSE:WMT)の会員制スーパーマーケットである「サムズクラブ」の既存店売上高が12%増となったことと比較して、コストコは8%増となりました。

また、サムズクラブの来店顧客数が12%増となった中、コストコは2%減となりました。

ウォルマートの顧客あたりの平均売上は横ばいでしたが、コストコは9%増となり、来店顧客数の減少をカバーしています。

今後の展望

コストコの経営陣は、新型コロナウイルスによる消費者の行動の変化は、実際に反映されるまで時間がかかることに注意していると強調しました。

CFOのリチャード・ガランティは、5月28日の電話会議で「更新率への影響は今後数か月間かけて反映されるだろう」と述べています。

コストコは、新型コロナウイルスが感染拡大し始めた当初は売上の勢いも好調で、顧客は会員を更新することにより得られる価値が高いと考えていることを証明しました。

投資家は、コストコの事業が衰退している兆候がないか、来店顧客数が減少していないか確認する必要があります。

顧客数は3月と4月に家を出ることを制限されていたことにより、過去数年よりも低くなるかもしれません。

しかし、会員の更新率が増加していることが、競合と異なる要素として長期的な成長をサポートすることでしょう。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Demitrios Kalogeropoulosは、コストコ・ホールセール株を保有しています。モトリーフール米国本社は、コストコ・ホールセール株を推奨しています。

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