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NYダウの週報(5月18日週)と来週の見通し

今週のNYダウ

今週のNYダウは堅調な展開でした。

全米各地で経済活動が再開され、先行きは不透明ながらも、感染第2波までは確認されておらず、市場の楽観ムードが高まりました。

また、18日にはバイオテクノロジー企業のモデルナが新型コロナウイルスのワクチンを検査する臨床試験で、健康なボランティアから免疫反応が示されたことを発表。

モデルナの株価は87ドルまで急騰し、上場来高値を更新。

NYダウも911.95ドル高の24,597.37ドルで引けたのです。

しかし、週半ばからは米中対立への懸念から上値が重い展開になりました。

一方、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数は上値追いの動きとなりました。

フェイスブックやアマゾン・ドット・コムなどが上場来高値を更新。アップルやマイクロソフト、上場来高値まで3%に迫っています。

NYダウは金融や製造業といった業種が多いので戻りが鈍く、コロナショックによる下落の半値戻しを達成したにすぎません。

しかし、ナスダック総合指数は過去最高値9,838.37ポイントも狙える水準です。

NYダウ来週の見通し

トランプ政権は、新型コロナウイルスへの中国政府の対応や米国での感染拡大を受け、対中制裁措置を検討しています。

また米議会も、中国が新型コロナウイルスの感染拡大に至る経路について十分な説明をしない場合、対中制裁を科す権限を大統領に付与する法案を提出しています。

経済再開やワクチン開発期待はポジティブ材料ですが、米中対立がエスカレートするようであれば、株式市場にも警戒感が広がるでしょう。

テクニカル面でのNYダウのポイントは、4月の戻り高値24,764.77ドルを突破するかどうかです。

この水準をブレイクすれば、節目となる25,000ドル台を回復する可能性が高まります。

また、ナスダック総合指数が過去最高値9,838.37ポイントを目指すかにも注目です。

ただ、ナスダック総合指数をS&P500種株価指数で割った値は315.5%(22日終値)で、2000年3月のITバブル以来の高水準。

IT企業への期待が高まっていることが背景にあります。

アマゾン・ドット・コムやフェイスブックが史上最高値を更新するなどナスダックブームは続いていますが、高値警戒感がでていることに注意が必要です。

来週は25日(月)がメモリアル・デー(戦没者追悼記念日)で米国市場は休場。取引再開は26日(火)からになります。


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