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【米国株動向】アストラゼネカとメルクの前立腺がん治療法をFDAが承認

モトリーフール米国本社、2020520日投稿記事より

19日、アストラゼネカ(NYSE:AZN)とメルク(NYSE:MRK)のPARP阻害剤である「Lynarza」が、FDA(アメリカ食品医薬品局)により前立腺がん患者に対する治療として承認され、化学療法を用いない新しい治療法が追加されることになりました。

「Lynarza」はこれまで、卵巣がんと乳がんの患者の治療にも使われていました。

FDAは、相同組換え修復(HRR)変異が陽性であると診断された前立腺がん患者を対象とした「Lynarza」の調査を予定より数ヶ月早く完了させました。

アストラゼネカとメルクが実施した臨床試験では、「Lynarza」での治療を受けた患者は、アステラス製薬やファイザー(NYSE:PFE)の「Xtandi」や、ジョンソン・エンド・ジョンソン(NYSE:JNJ)の「Zytiga」を投与した患者よりも、死亡または疾患進行の可能性が66%低くなったと報告されています。 

すでに前立腺がんの治療法として一般的なホルモン療法は、引き続き重要な役割を果たし続けると考えられ、その際にはジョンソン・エンド・ジョンソンやファイザーの治療薬が利用されるでしょう。

しかし、病気の進行を止めることができなければ、患者は他の選択肢を必要とします。

「Lynarza」は、PARP阻害剤として腫瘍細胞の遺伝物質を固定するのを難しくすることから、他のホルモン治療よりも需要が大きい可能性があります。

前立腺がんは米国男性で2番目に多く診断をされていた悪性腫瘍であったにもかかわらず、患者はホルモン療法が効かなくなった場合、他の治療の選択肢がありませんでした。

2019年の「Lynarza」の年間売上高は85%増となりましたが、2020年の売上高も治療法が不十分とされている前立腺がん患者からの需要に応えて急増する可能性があるでしょう。


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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Cory Renauerは、ジョンソン・エンド・ジョンソン株を保有しています。モトリーフール米国本社はジョンソン・エンド・ジョンソン株を推奨しています。

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