The Motley Fool

【米国株動向】避けるべき5銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、202057日投稿記事より

投資に成功するには、買うべきでない銘柄を知ることが往々にして重要となります。

しかし、それを知るのは必ずしも簡単ではありません。

変動が激しい現在の株式市場では、数多くの相反するアドバイスが飛び交っています。

それでも、以下の高リスク銘柄を回避すべきであるのは明白かもしれません。

クルーズ船企業

2月に乗客が船内に隔離される事態が発生したことで、クルーズ船業界が大きな打撃を受けるのは避けられないだろうと予測されました。

クルーズ船は、生活スペースの密度が高いこと、定期的に新たな土地や人との接触があること、医療設備や器具が限られていることから、感染力の高いウイルスが非常に蔓延(まんえん)しやすい環境にあります。

カーニバル(NYSE:CCL)、ロイヤル・カリビアン(NYSE:RCL)、ノルウェージャン・クルーズ・ライン・ホールディングス(NYSE:NCLH)は、クルーズ船上での新型コロナウイルス感染症の発生が続いたことを受け、パンデミック(世界的大流行)を止めるためにクルーズの中止を余儀なくされました。

収入がほとんどないため、クルーズ船企業は手元現金や与信枠を消費しています。

3社の株価はいずれも年初来で70%以上下落しており、投資家にとっては壊滅的な損失となりました(執筆時点)。

残念なことに、クルーズ船企業は今後もさらなる痛みを受けることとなりそうです。

米国疾病予防管理センター(CDC)は、クルーズ船の運航停止命令を既に一度延長していますが、再び延長する可能性もあります。

仮に延長されなかったとしても、新型コロナウイルス感染症の有効な治療法が発見されるまで、クルーズ船旅行の需要は大幅な減少が続くでしょう。

治療法の発見には、多くの投資家の予想よりも長くかかる可能性があります。場合によっては、大手クルーズ船企業が破綻する方が先かもしれません。

遊園地運営企業

クルーズ船と同様に、遊園地も感染が広がりやすい環境です。

なるべく多くの来園客に訪れてほしい遊園地にとって、ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の確保)のガイドラインを守るのは簡単ではありません。

シックス・フラッグス・エンターテインメント(NYSE:SIX)やセダー・フェア(NYSE:FUN)のような企業の遊園地では、今夏の来園客が大幅に減少する可能性が高いでしょう。

両社は多額の債務を負っています。

さらに、重要な春季と夏季のキャッシュフロー創出が最小限になる見込みであることから、パンデミックの間の事業資金を調達するために債券発行の増加を強いられています。

シックス・フラッグスとセダー・フェアの株価は年初来で50%以上下落していますが(執筆時点)、投資家はさらなる損失を被る可能性があります。

新型コロナウイルスのワクチンが来年初めまでに広く利用できる状態にならない場合、遊園地の来園客の減少は今夏以降も続きかねません。

その場合、遊園地運営企業の資金調達や債務返済は困難となり得ます。このシナリオが実現すれば、シックス・フラッグスとセダー・フェアの株価は一段と弱含むリスクがあります。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Joe Tenebrusoは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、バークシャー・ハサウェイ(B株)を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、カーニバル株、セダー・フェア株を推奨しています。モトリーフール米国本社は、バークシャー・ハサウェイ(B株)のオプションを保有しています(2021年1月の200ドルのロング・コール、2021年1月の200ドルのショート・プット、2020年6月の205ドルのショート・コール)。

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