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株式投資において重要な「メンタル」と、それを鍛える方法を解説

株式投資で勝ち続けるためには、メンタルを鍛える必要があります。

投資は欲や恐怖との闘いです。

この記事では状況別のメンタルコントロール法や、鍛える方法を解説していきます。まず、メンタルの重要性から見ていきましょう。

なぜ投資においてメンタルコントロールが重要なのか?

メンタルとは、投資における「心理的要因」のことです。

投資で勝つためには、手法を開発することが大切ですが、自分が決めたルールに従うためには、メンタルコントロールがより重要になります。

相場は常に動いています。

そして、利益が出ている時もあれば、損失が出ている時もあります。

そのような時に平常心を失い、不安やイライラ、期待や失望など、様々なメンタル要因に振り回されていては、利益をあげ続けることは難しくなります。

株価に一喜一憂するのではなく、決めたルール通りに平常心で投資を行うことが大切なのです。

投資におけるメンタル(心理面)を研究しているのが、「行動経済学」で、代表的なのが「プロスペクト理論」です。

プロスペクト理論とは、投資家は利益よりも損失の方に敏感に反応し、収益が出ている場合は損失回避的な利益確定に走りやすい一方、損失が出ている場合はそれを取り戻そうとして、より多くのリスクを取るような投資判断を行いやすいという理論です。

投資においては「損切りは早く、利食い伸ばす」ことが大事ですが、実際の投資家の行動は、「利食いは早く、損切りはなかなかできない」ということです。

状況別、投資に備えて身につけておきたいメンタル

それでは、投資を3つの段階に分けてメンタル面を考えてみましょう。

運用資産100万円以下

少額資金の場合は損失に鈍感になりがちです。

多少の損失なら気にならないので、損切が遅れてしまいます。

また、利益の絶対額も小さいので、「一発大きく当てる」取引をしがちです。

まずは着実に資産を増やすようにすることです。

「平常心を失わずに決めたルールを守る」ということをこの段階から意識するようにしましょう。

運用資産1,000万円以下

運用資産が増えてくると、今度は「損失」の恐怖がでてきます。

100万円以下の少額では気にならなかった損失も、運用資産が増えてくると大きくなります。

数万円~数十万円単位の損失がでることもあります。

その場合、いかに平常心を保つかというメンタルコントロールが大切になります。

恐怖に負けると投資のルールを変えてしまうなど、場当たり的な行動になりがちです。

「過剰なリスクは控える」、「投資対象を分散させる」など、リターンよりも大きな損失を避けるような投資を行うようにしましょう。

運用資産1,000万円以上

100万円では10%の損失は10万円ですが、1,000万円では100万円になります。

絶対額ではなく、損益率で考えるようにしましょう。

1,000万円を超えてくると投資対象を多様化させることも可能になります。

ここからが本格的な資産運用開始といえるでしょう。

年率5%程度を目標にしてコツコツと投資を続けましょう。

1000万円を超えてくると、5,000万、1億円と大きな目標をたてがちですが、じっくり時間をかけてリスクを抑えた運用を心がけましょう。

欲をだしてリターンを求めると、大きな損失をだした時に、資金面だけでなくメンタル面でも大きなダメージを負うことになります。

長期投資を行う際に備えておくべきメンタル

長期投資では、年に数回は大きく下落する場面があると覚悟しておきましょう。

時にはリーマン・ショックなど大暴落も起きます。

もっとも大切なのは、下落相場で慌てないことです。

世界一の投資家であるウォーレン・バフェット氏は「下げ相場は買いチャンス」であると言っています。

そのためには日ごろから企業やマーケットを分析して、買いチャンスをじっと待つことです。

株式市場の値動きに一喜一憂するのではなく、自分の投資哲学を持って売買を行うことです。

リーマンショックから10年:金融危機とウォーレン・バフェット

バフェットから学ぶインデックス投資の基礎。代表的な海外ETFについても紹介。

含み損を抱えている時のメンタル

損失をだした場合、初期の段階では大きな「心理的な辛さ」がやってきます。

本来は損失額が低いうちに損切を行うべきですが、この心理的な辛さから損切りできなくなります。

プロスペクト理論では「損失の金額が大きくなると心理的な痛みは減ってくる」と考えられています。

つまり、損失に慣れて麻痺してしまうのです。そうなると、「一発で取り返そう」とさらにリスクをとってしまい、損失を広げてしまいがちです。

大切なのは、早めの損切りです。また、中長期投資でも損失許容度は決めておくことです。

過剰なリスクをとっていないかを常に考えておくようにしましょう。

投資におけるメンタルを鍛えるコツ

投資におけるメンタルを強く持つためには、事前に投資手法をきちんと考えておく必要があります。

また、年率100%以上など大きなリターンを目指したために過剰なリスクを取りすぎていないか、運用は長期なのか短期なのかを決めておくようにします。

事前のプランがしっかりできていないと、マーケットの動きに惑わされてしまいます。

これは、損失がでているときだけなく、うまく行っている時こそ気をつける必要があります。

運用が上手くいっている時ほど過剰なリスクを取りがちです。

最悪の状況になってもあわてないようにするような運用プランをたてておけば、平常心を持って運用を続けることができるでしょう。

まとめ

今回は投資におけるメンタル面について解説しました。

投資ではルールを作ることも大事ですが、ルールを守り続けることがより重要になります。

そのためには、きちんとしたメンタルコントロールが必要になります。

メンタルを鍛えるためには、あらゆる状況を想定しておくことです。

プロスペクト理論でも言われていますが、「人間は感情的な生き物です」。

欲や恐怖に打ち勝つ心を持つことが投資で勝ち続けるために最も大切なのだということを認識するようにしましょう。


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