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NISAのロールオーバーのメリット・デメリットを解説。非課税期間を延長するなら利用しよう。

NISAの非課税期間は5年間だと思われがちですが、最大で10年間は非課税で運用できることをご存知でしょうか。

「もうすぐ非課税期間が終わってしまうけど、どうしたらいいの?」

「ロールオーバーって誰でも利用できるの?」という疑問をお持ちではありませんか?

この記事では、NISAの非課税期間が終わったあとの運用方法についてご説明します。非課税期間が終わったあとの動きが気になる方はぜひご一読ください。

NISAのロールオーバーとは? 

NISAの非課税期間が終了した後、NISA口座で保有している資産を翌年の非課税枠に移行させることです。

ざっくり言うと、非課税のまま運用を延長できる制度です。

ロールオーバーの額に上限はありません。

つまり、130万円でも150万円でもロールオーバーが可能です。

2018年まではロールオーバーの上限は120万円だったのですが、利用者がお得になる仕組みに改善されました。

ロールオーバーのメリット 

非課税のまま運用できる額が増えることがメリットです。

利益を投資に回し、さらにその投資によって生まれた利益を投資に回すことができます。

これを繰り返し、最大10年間は非課税のまま運用することができます。

必ずしも売却したり課税口座に移行させる必要がないのです。

もしロールオーバーを利用しないと、「トータルで見ると元本割れしているのに利益が増えたとみなされて課税額が多くなる」 という事態が起きる可能性もあります。

例えば120万円分を投資して、60万円まで値下がりしたとします。

その後、別の課税口座に移行して120万円に戻った場合、60万円分が課税対象になるのです。

トータルでは利益が出ていないにもかかわらず、移行した後だけを見ると利益が出たように見えるので、課税対象額が増えてしまうのです。

一方、同じく120万円を投資して、60万円まで値下がりしたとします。

その後ロールオーバーして120万円に戻ったとしたら、今度は60万円分は課税対象にはなりません。

ロールオーバーを利用しないと「トータルで見ると得をしているわけではないのに課税額が増える」という可能性があるのです。

ロールオーバーのデメリット2つ

 2019年以降にNISAを利用する場合、ロールオーバーが不可能になる

NISAのロールオーバー利用は2023年までです。

2019年に始めると5年後の2024年にはロールオーバーが不可な年になってしまいます。

ロールオーバーの手続きは自己責任

金融機関によっては「もうすぐ非課税の期間が終わりますよ」というお知らせが来ないこともあります。

お知らせが来ない場合、そのまま課税対象になってしまう可能性があります。

「非課税対象から外れる時に連絡が来るだろうから、その時に手続きすればいいや」と思っていると、手遅れになることがあります。

手続きのタイミングはご自分で把握しておくことが大切です。

ロールオーバーの回数と上限額

5年間はロールオーバーが可能です。

ただし2023年で終わってしまうので、2019年以降にNISAを新規登録してもロールオーバーは使えません。

上限額はなくなりました。今まで一般NISAの場合は120万までロールオーバーが可能でしたが、120万を超えた場合は課税対象になっていました。

現在はその制度がなくなったので、いくらでもロールオーバーすることが可能です。

利用者にとってはありがたい制度になりました。

ロールオーバーしない場合の選択肢

必ずしもロールオーバーする必要はありません。

ロールオーバーしない場合の選択肢は2つあります。

期間が終わる前に売却する

1つ目は非課税対象期間が終わる前に売却すること。

簡単に言うと、投資をやめて一旦現金に変えることを意味します。

投資をやめて一旦現金に戻し、また新たな投資を考えるパターンもあります。

課税口座に移行する

2つ目は課税口座に移行するパターンです。

NISAの強みである非課税の強みは受け継ぐことができませんが、課税口座に移行することで今まで通り投資を続けることは可能です。

先ほどもご説明したとおり、移行するタイミングによっては税の面で損した気分になることもあります。

元々120万円だったものが60万円に値下がりした状態で別の課税口座に移行し、その後120万円まで値上がりした場合がそれに当たります。

60万円の利益があったと認識されて、60万円分に対して税がかかるのです。

NISAで投資を始めた時からいくら下がっているのか把握した上で課税口座に移行するようにしましょう。

曖昧なまま移行すると、予想外の税額になる可能性があります。

ロールオーバーをしなかったらどうなる? 

自動的に課税口座に移されます。

特定口座を持っていない場合は一般口座に移されてしまいます。

確定申告の手続きなどもややこしくなりますので、ロールオーバーする予定の方は必ず期間内に手続きをしましょう。

ロールオーバーの手続き方法

ロールオーバーの手続きは金融機関によって異なります。

基本的には非課税期間が終わる前に書面にて手続きをします。

期間が過ぎると自動的に課税口座に移されるので、忘れずに手続きしましょう。

まとめ

NISAの非課税期間が終了した後もロールオーバーや口座の移行などで運用を続けることが可能です。

投資を始めた段階で「いつ非課税期間が終了するのか」分かりますので、ご自分の非課税期間を把握した上で運用しましょう。


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