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新型コロナウイルスのパンデミック下で追加投資すべきか

モトリーフール米国本社、2020426日投稿記事より

新型コロナウイルスの影響で企業が閉鎖したり、人が集まる機会を減らすように制限されたりしていることかた、米国で失業申請数は過去最高に達しました。

また、原油の需要が急減しており、保管場所が不足し始めたことから、原油がマイナス価格で取引され始めました。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために米国経済の4分の1以上が停止していると推定しています。

そして、様々な規制が長期化すればするほど、景気後退が悪化すると考えられます。

では、新型コロナウイルスのパンデミック下で追加投資すべきでしょうか。

追加投資する前に必要となる余裕資金

しっかりとした財務基盤があるならば、新型コロナウイルスのパンデミック下でも企業に投資する絶好の機会になるかもしれません。

財務基盤があるかどうか確認しなければならない理由は仕事を失った場合に株式を売却することに頼らないようにするためです。

現金が必要なために売却を強いられることは、お金を失う大きな原因になりかねません。

強固な財務基盤には、次の3つの重要な要素があります。

多額の借金を抱えていない。借金がない状態である必要はありませんが、収入に対して膨大な額ではなく、低金利で、将来のために明確な目的を果たすためのものである必要があります。これに当てはまらない場合は、最初に借金の問題に焦点を当て、投資はその次に考えるようにしましょう。

生活費を節約する。想定内や想定外の出費を含め、全て支払った後に残った現金を投資に充てることができます。出費が所得を上回っている段階ではまだ投資すべきではありません。まずは、不必要な出費を削減し、最小限に抑えられるようになってから、投資について考えるようにしましょう。

緊急事用の現金を確保している。投資を始める前に緊急時用に生活防衛資金を確保している必要があります。投資をする前に仕事を失う可能性もあることも考え、3〜6か月分の生活費を現金として確保しておきましょう。

長期投資を心がける

以上のように財務基盤が整っている場合は、新型コロナウイルスのパンデミック下で追加投資を検討することができます。

ただし、少なくとも今後5年間は必要ないと思われる現金のみを投資するようにしなければなりません。

そして、長期投資を心がけることで、より安全に投資することができるでしょう。

過去数か月の株式市場が証明してきたように、株式市場は非常に不安定になることがあります。

長期投資を心がけることで、株式投資の変動と、日常生活の変化を別ものとして考え、ボラティリティに対する考え方に柔軟な対応ができるようになるでしょう。

ただでさえ、このような厳しい時期に投資を続けることは難しいことです。

しかし、家賃を賄うために投資資金に頼っているならば、さらに難しくなるでしょう。

また、長期投資を心がけることで、市場の日々の動向よりも企業の基盤と成長見通しの方がはるかに重要な情報になります。

このような長期的な時間枠を確認することで、投資を検討している企業のビジネスの基礎に注目するようになります。

これは市場がパニックしている中、株価の下落が優良企業をバーゲン価格で購入する機会を示しているかどうかを確認することに役立ち、より良い購入判断を下すことができるようになるでしょう。

投資を成功させるために長期投資を心がけている場合、新型コロナウイルスのパンデミック下であっても、現金を株式市場で働かせることができます。

しかし、市場のバーゲン価格の株式がどんなに素晴らしいものであっても、株式市場が安定し、成長し始めるまで保有し続けることができる場合のみ、投資の果実を得られるわけです。

このような時こそ十分な余裕資金を併せ持ったうえで、投資に関して長期的視野を持つようになる絶好の機会になるでしょう。


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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Chuck Salettaは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません。

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