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航空大手ANAとJAL。株主優待はどちらがお得?

日本を代表する航空会社といえば、多くの方が全日空(ANA)と日本航空(JAL)を思い浮かべると思います。

飛行機をお得に利用するためによく言われるのが「株主優待券」です。

そこで今回は、ANAとJALが実施ている株主優待の内容を比較してどちらの株主優待がお得なのか徹底的に検証をします。

国内線50%割引券

ANAとJALの共通の株主優待の内容にして最大のメリットが、国内線50%割引券です。

ANAもJALも一定の株式を保有している株主に、国内線の50%割引券を株主優待として還元しています。

株式数によってもらえる割引券の枚数は、以下のようになっています。

<ANA>

所有株式数 発行基準日:3月31日・9月30日

有効期間:1年間

100株から199株 1枚
200株から299株 2枚
300株から399株 3枚
400株から999株 4枚+400株超過分

200株毎に1枚

1,000株から99,999株 7枚+1,000株超過分

400株毎に1枚

100,000株以上 254枚+100,000株超過分

800株毎に1枚

<JAL>

所有株式数 3月31日時点の株主 9月30日時点の株主
100株 ~ 199株 1枚
200株 ~ 299株 1枚 1枚
300株 ~ 399株 2枚 1枚
400株 ~ 499株 2枚 2枚
500株 ~ 599株 3枚 2枚
600株 ~ 699株 3枚 3枚
700株 ~ 799株 4枚 3枚
800株 ~ 899株 4枚 4枚
900株 ~ 999株 5枚 4枚
1,000株 ~ 1,099株 5枚 5枚
1,100株 ~ 99,999株 5枚+1,000株超過分500株ごとに1枚 同左
100,000株 ~ 203枚+100,000株超過分1,000株ごとに1枚 同左

JALはさらに7期連続(3年)で株式を保有している株主には下記の特典があります。

300株 ~ 999株 各7基準日目に 1枚
1,000株 ~ 9,999株 各7基準日目に 2枚
10,000株 ~ 各7基準日目に 3枚

ANA独自の株主優待

ANAは国内線の割引券以外に、「ANAグループ優待券」と「株主様専用サイト」が独自の株主優待としてあります。

ANAグループ優待券は、対象の国内・海外ツアーが最大7%割引になったり、ANAグループのホテルの宿泊代が最大20%offになります。

株主様専用サイトでは、株主優待の情報を見ることができたり、人気のANA機体工場見学の申込をすることなどができます。

JAL独自の株主優待

JALも国内線の割引券以外に、対象の国内・海外ツアーが最大7%割引になる特典や株主特別企画に参加できる特典があります。

株主向けの特別企画は2つあります。

1つ目の企画は、「JAL工場見学」です。JAL工場見学は昔から実施している企画で人気の高いイベントです。

もう一つの企画は「客室サービス訓練見学会」です。こちらは今回初めて実施された企画になります

航空ファンには堪らないイベントでしょう。

またJALのツアーの割引は上限人数がありません。

ANAはANAグループ優待券1枚につき最大5人までという制限があります。

JALの場合は制限人数がないので大人数で旅行する場合は、JALの方が使い勝手が良いかもしれません。

しかしJALの場合、ANAのようなホテル宿泊代の割引やレストランの割引はありません。

ANAとJALの配当は?

最後にANAとJALの配当について説明します。

1株当たりの配当金はANAが75円、JALが110円です。(2020年3月)

2020年3月27日時点での株価で配当利回りを計算すると、

  • ANA…2.5%
  • JAL…5.1%

となります。

単純に配当だけで比べると、JALの方がANAの約2倍の配当が付くことになります。

まとめ

今回はANAとJALの株主優待について説明しました。

現在JALの株価の方が低迷しているので一見JALの方が有利に見えます。

しかし配当利回りは株価に左右されるものですし、ANAはJALにはないホテルの割引などがあります。

大人数で旅行する場合はJALの方が有利かもしれませんし、結局は株主によってどちらの株主優待の方がメリットがあるかは異なります。


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