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国内のテレワーク関連銘柄を紹介。Webや動画を活用した働き方、就活が追い風となるか

働き方改革やWeb・動画メディアの普及、コロナウイルスの影響などテレワークが普及する土壌が整っています。

日本株の中でもテレワーク関連銘柄は注目されています。

しかし2月に高値圏にあったテレワーク関連銘柄は3月の暴落に巻きこまれ、大きく値を下げました。

ですが、それぞれのテレワーク関連の注目銘柄のストーリーや決算は暗くはありません。

本記事では日本株でも特に注目のテレワーク関連銘柄をご紹介します。

Webや動画を活用した採用や働き方が2020年代のスタンダードに

Webや動画を活用した採用や働き方が2020年代日本のスタンダードになりつつあります。

動画を活用した採用活動の推進やテレワークは一時的な流行ではありません。

時代背景そのものが変わったことによって必然的に広まっています。

株投資をするうえで中長期投資をするうえで大切なのは、一時的な流行りで株を買うことではありません。

時代の変化そのものに乗っている事業内容と成長ストーリーをもっていることです。

テレワーク関連のテーマは日本株の中でも注目されています。

働き方改革

少子高齢化による生産人口の減少、育児や介護との両立などの働き方ニーズの多様化によって、日本は「働き方改革」を推進しています。

安倍政権が主張する多様性ある「一億総活躍社会」を実現するためには、場所や時間に捉われないプラットホームが必要です。

テレワークが導入されれば、業種は限定されるかもしれませんが、働き方の多様性が促進されます。

例えば通勤や移動時間の削減、在宅で育児や介護と両立した働き方の実現、さらには都会のオフィスから離れ、田舎で暮らしながら働くこともできます。

動画メディアの成長と普及

総務省の調査によると、平成30年度はYouTubeやニコニコ動画などの「オンデマンド型の動画共有サービス」の利用率は全年代で71.8%に達しました。

特に10代は87.9%、20代は90.9%と若年層を中心に動画メディアは広く普及しています。

Web上の動画メディアは、今や多くの日本人に身近でオンライン動画のリテラシーも底上げされています。

コロナウイルスの影響も後押し

コロナウイルスの感染拡大を防ぐ対応のため、リモートワークが多くの企業で推進されています。

大手企業の約5割が在宅勤務やテレワークを導入しました。

働き方改革や動画メディアの普及でテレワークが普及していたところに、コロナウイルスの影響でテレワークの強みが注目されました。

厚生省はテレワーク助成を開始。テレワークを導入する場合、費用の1/2、上限100万円までが補助されます。

国の助成金もテレワーク関連銘柄にはポジティブな材料です。

日本株テレワーク関連銘柄3選

日本株テレワーク関連銘柄の中でも特に注目されている3選をご紹介します。

米国株ならばアトラシアン(NASDAQ:TEAM)やズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(NASDAQ:ZM)に近い銘柄群です。

サイボウズ(4776)

サイボウズはビジネスコミュニケーションを円滑に進めるソフトウェアを販売している会社です。

導入している日本企業も多いため、実際に使ったことがある方もいるのではないでしょうか。

社内でスケジュールの共有や専用メールのやり取り、ファイル送信やタスク管理に活用できます。

業績はクラウドサービス好調で会社の計画を上回る決算を出せています。

2020年1月には地合いが悪い中、高値を更新しました。

しかし2月半ばの高値をピークに、3月には半値近くまで値を下げました。

これはサイボウズ自体の業績に問題がある訳ではなく、アセットとしての株そのものが売られてた結果に巻きこまれた形です。

よく伸びた銘柄は下落相場ではよく下がります。

上値は重くなるかもしれませんが、業績とストーリーは悪くありません。

ブイキューブ(3681)

ブイキューブ(V-CUBE)はWeb会議、ビデオ会議、ビデオ面接などのサービスを展開するテレワーク関連企業です。

セミナー配信でもV-CUBEのシステムがよく使われています。

多くの銘柄が3月の下げ相場で売られる中、逆行高を演じました。

営業利益は2019年度は赤字でしたが20年度は黒字転換する見通しです。

オプティム(3694)

オプティムはIT機器の遠隔サポートに強い企業です。

リモートワークをするとなると、セキュリティリスクのリスクが高まります。

例えば無闇に機密情報を出先のカフェのWiFiでやり取りするのは問題です。

しかしオプティムのシステムは、Webブラウザ上で一括でセキュリティ対策やリモートロックをかけられるなど、リモートワーク導入の不安点を解消できます。

またオンライン診療「ポケットドクター」というスマートフォンで診察を受けられるサービスも提供しています。

通年での売上高は年々上昇中です。高値圏から3月の下げ相場で4割以上値を下げました。

しかし、これから市場全体が下げ止まれば安く買えるよい機会にもなりえます。

決算が良くても株価は下がることに注意

リモートワーク関連の銘柄は時流に乗っており、コロナウイルスの影響もあってサービスが広く普及、浸透しつつあります。

今後の展望は暗くはありません。

しかし、ストーリーや決算に問題のないリモート関連銘柄も高値から半値にまで下がっているのが、下落相場の難しいところです。

下げ相場では決算が良い、悪いに関わらず、株はリスク回避や現金確保のため売られてしまいます。

しかし下げ相場が終わった後に次の上昇相場を牽引できるのは、決算とストーリーが優れた企業銘柄です。

個別株だけでなくNY市場の動向、日経平均の動向などインデックスをしっかり追って市場全体の動きを確認しましょう。

株式市場全体の逆風がおさまれば、リモートワーク関連銘柄の未来は明るいのではないでしょうか。


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コロナウイルスの感染が欧米に広がったことにより、世界の株式市場が弱気相場入りしましたが、こういうときこそ企業の長期の成長性に集中する必要があります。「新型コロナウイルス相場で気をつけるべきことと、注目すべき米国株4銘柄」こちらからご覧ください。(メールアドレスの登録が必要です)

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免責事項と開示事項 記事の作者、田守正彦は記事内で言及されている銘柄を保有してはいません。記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。

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