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ベライゾンとディズニーが長期間にわたる契約交渉の結果、合意に至った理由

モトリーフール米国本社、2019年1月3日投稿記事より

2018年12月末、ディズニー(ティッカー:DIS)とベライゾン(ティッカー:VZ)の株価は下落しました。

その理由は、二社間の契約交渉が決裂すると、約450万人のベライゾンのFios TV加入者が、ディズニーの提供チャンネルを見られなくなるからです。

ディズニーとベライゾンは、激しい契約交渉を行いました。

これまでの合意は2018年12月31日に期限切れになる予定でした。

しかし、新たな合意により、ディズニーはベライゾンにESPN、Freeformを含むディズニー所有のネットワークを放送する権利を与えたようです。

両社は正式に、「広範囲の販売契約に達した」「詳細については後程公表する」という旨の共同声明を発表しました。

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ベライゾンで引き続きディズニーが見られる保証はない

その契約内容の詳細は明らかにされていません。

ディズニーとベライゾンの両社は、契約期限が切れるまでは協力姿勢を見せていませんでした。

ディズニーは「好きな番組を見逃さないようディズニーと契約しよう」という広告を流していました。

また、「消費者に並外れた価値を提供してきた会社は、ディズニーしかない」と主張していました。

一方、ベライゾンは、「主要ネットワークの多くで視聴者数が減少しているにもかかわらず、ディズニーの番組制作には何億ドルもの資金が必要だ」と指摘しました。

そして、「ディズニー等のコンテンツ料金の高騰はテレビ料金の上昇の最大の要因であり、私たちはディズニーのようなネットワークに立ち向かっている。

そして、私たちはこれらの大幅な料金の増加を受け入れることを拒否している」と付け加えました。

WIN-WINの関係

では、ディズニーとベライゾンは最終的にどのようにして妥協点を見出したのでしょうか。

ひとつには、ベライゾンはFios TV加入者の解約を防ぐために必死だということです。

Fios TVは、前四半期だけで63,000人もの加入者を失いました。

また、ディズニーの人気チャンネルのラインナップを放送する権利を喪失することは、Fios TVの解約を加速します。

ディズニーとしてはベライゾンと明らかに有利な契約を結ぶことができるのであれば、協力関係を結ぶことができます。

ブルームバーグによると、ディズニーはベライゾンとの間で、コンテンツの大幅な値上げを条件として契約を更新したようです。

しかし、その具体的な契約内容が発表されることはないでしょう。

投資家は、両社が四半期決算を発表する際に、その契約内容の一端について知ることができるかもしれません。

いずれにせよ、Fios TVの視聴者は、自分のお気に入りのチャンネルのいくつかが近いうちに放映中止となることはありません。


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