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【米国株動向】ウォーレン・バフェットが受け取る2020年の配当額は?

モトリーフール米国本社、202035日投稿記事より

バークシャー・ハサウェイ(NYSE:BRK.A)(NYSE:BRK.B)のウォーレン・バフェット最高経営責任者(CEO)はほぼ間違いなく、現代で最も偉大な投資家です。

1965年以来のS&P500指数の年率リターンが10%であるのに対し、バークシャー・ハサウェイは20.3%となっています。

1965年以来の累積リターンでみると、S&P500が19,784%なのに対し、バークシャー・ハサウェイは2,744,062%と、圧倒的な差があることが分かります。

バフェット氏のよく知られた成功の秘訣の一つは、選んだ銘柄を長期間保有して資産を増やすことです。

一方、あまり注目されていないことですが、同氏はクオリティの高い配当株にも注目してきました。

配当銘柄は長期的な投資家にとって魅力的

J.P.モルガン・アセット・マネジメントが1972年から2012年の40年間にわたる株価を研究したレポートがあります。

それによると、同期間に配当を開始し増配を続けた企業の年率リターンが平均で9.5%であるのに対し、無配銘柄は同1.6%でした。

つまり、配当銘柄には収益力および実績に裏打ちされたビジネスモデルがあり、長期的な投資家にとってリターンが期待できる銘柄だといえます。

配当銘柄トップ10

バークシャー・ハサウェイが2019年末に米国証券取引委員会(SEC)に提出した13F報告書によると、同社は52銘柄(うち2つは上場投資信託(ETF))を保有しており、そのうち36銘柄が配当を実施しています。

オマハの賢人は、今年いくらの配当を受け取ることになるのでしょうか?

筆者の計算によると約47億ドルになります。

さらに、同社が保有する銘柄のうち、1億ドル以上の配当を出す銘柄は次の10社です。

アップル(NASDAQ:AAPL)、バンク・オブ・アメリカ (NYSE:BAC)、ウェルズ・ファーゴ(NYSE:WFC)、コカ・コーラ (NYSE:KO)、クラフト・ハインツ(NASDAQ:KHC)、アメリカン・エキスプレス (NYSE:AXP)、U.S.バンコープ (NYSE:USB)、JPモルガン・チェース(NYSE:JPM)、デルタ航空(NYSE:DAL)、ゼネラル・モーターズ(NYSE:GM)(2020年の推定配当額順)

このうち5社が金融セクターです。

多くの銀行は利回りの低下や純受取利息の減少などの課題を抱えていますが、バンク・オブ・アメリカやU.S.バンコープは、支店の閉鎖を進めたりデジタル・バンキングやモバイル・アプリなどに力を入れたりすることで経費節減に努めています。

バフェット氏は前述の通り、利益の出る銘柄を長期保有することで知られています。

たとえばコカ・コーラは30年以上、アメリカン・エクスプレスは25年以上保有し続けています。

両銘柄の株価は上昇し、長年に渡り配当の引き上げを行ってきました。

その結果、アメリカン・エキスプレスの取得価格に対する配当利回りは年率約20%、コカ・コーラに至っては50.5%となっています。

同氏はまた、競争力のある有名ブランドビジネスを選好しますが、それが高配当につながることもあります。

たとえばアップルは、米国のスマートフォン市場で絶大なシェアを誇っています。

iPhoneの他にiPad、Mac等を通じて多数のサービス提供し、強力なロイヤルカスタマー基盤を持つ同社は、支払い配当額としては世界最大級の配当銘柄となりました。

バフェット氏のポートフォリオから学ぶべきことの一つは、配当株でも長期的な成長力を見過ごしてはならない、ということです。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Sean Williamsは、バンク・オブ・アメリカ株保有しています。モトリーフール米国本社は、アップル株、デルタ航空株、バークシャー・ハサウェイ(B株)を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、バークシャー・ハサウェイ(B株)のオプションを保有しています(2021年1月の200ドルのロング・コール、2021年1月の200ドルのショート・プット、2021年3月の225ドルのショート・コール)。

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