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退職後のポートフォリオに加えたい3つの高配当米国株

モトリーフール米国本社、2019年1月3日投稿記事より 

多くのアナリストらは、今年の株式市場は荒れることだろうと述べています。

私たちも不況に向かっているかもしれない、と感じることもあろうと思います。

定年退職者は、そのような事態が自らのポートフォリオにどのような影響を与えるのかについて、非常に心配していると思われます。

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退職すると新しい収入を生み出せませんので、比較的堅実な株式ポートフォリオを持つことが重要です。

このことを考慮すると、ウォルト・ディズニー(ティッカー:DIS)、BP(ティッカー:BP)、およびディアジオ(ティッカー:DEO)が定年退職者にとって理想的な米国株式といえるかもしれません。

ウォルト・ディズニーは継続的な増配が期待できる

同社は、控えめな1.6%の配当利回りであるため、配当狙いとしての魅力は見落とされがちです。

米国でより一般的な四半期ごとの支払いではなく、風変わりな半年ごとの支払いスケジュールということも、その理由かもしれません。

しかしディズニーは、毎年25億ドル以上の配当金を支払っており、過去10年間で配当金の支払い額を5倍に増やしました。

このことを考慮すると、将来的にも好業績が続けば、ディズニーは、継続的に増配していくことでしょう。

一見、21世紀フォックス(ティッカー:FOX)の買収は、ディズニーのリスクのように思われます。

しかし、この買収は同社の現金で支払っておらず、ディズニーは新たに発行する同社株式と既存のフォックス株式を交換します。

ディズニー株式は、そのブランドのグローバル展開を鑑みれば、長期的に収入を生み出す機械のようなものです。

同社株式への投資は、退職後の配当戦略の成功につながるものと考えられます。

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BP(ブリティッシュ・ペトロリアム)は資源価格の下落にも対応し、高配当を維持

BPについて、多くの投資家が最初に好むのは、現在の配当利回りです。6.4%の配当利回りは、業界で最も高配当の1つです。

しかし、退職後の資産運用は、何十年も続きますので、現在の配当利回りが将来にわたって継続される必要があります。

原油価格の高騰のおかげで、BPはこの1年間で好調な業績を上げています。

例えば、過去12ヶ月ベースでは、同社の純利益は前年比150%以上も上昇しました。

直近の四半期、2018年第3四半期の売上高は前年同期比32.9%増、純利益は93.2%増でした。

資源価格の市況がよいときにBPが素晴らしい業績を上げますが、退職後30年以上の年月の間に、資源価格が落ち込むこともあるかもしれません。

しかし、BPとその配当金は、資源価格が下落した時にも確かな実績を持っています。

たとえば、2014 から17年の石油価格低迷の間、多くの中小石油企業およびガス企業が減配していたときであっても、BPは安定した配当支払いを続けました。

それは、その探鉱および生産部門ほど石油価格に依存していない、その精製および販売部門のおかげで可能だったのです。

実際、BPは過去15年間に1回しか配当を削減していません。

減配したその1回は、2011年のメキシコ湾での油流出事故の時だけです。

そのような大事故の際でも、同社は配当を止めるのではなく、50%減らしただけでした。

それは、株主に報いるというBPのコミットメントを表しています。従って、BPは退職者のポートフォリオに最適といえます。

ディアジオはアルコール市場で安定成長

ディアジオは、世界最大の蒸留酒企業で、その利益の大部分をスコッチの世界的リーダーであるジョニー・ウォーカー・スコッチウイスキーから得ています。

また、同社はスミノフ・ウォッカなど、市場で最も有名な商品もいくつか保有しています。

同社は、高級カテゴリーに位置する酒類を精力的に売り出しており、ニールセンのデータによれば、超高級スピリットがスピリッツの中で最も急成長している分野であるため、ディアジオはこの分野での差別化を目指しています。

市場において、高級カテゴリー以外の酒類販売は不振です。

従って、その高級カテゴリーに自らの経営資源を集中する動きは、投資家にとっても魅力的にうつります。

経済が不況に陥ったとしても、同社がその影響を大きく受けることはないでしょう。

退職者にとってのディアジオ株の他の利点としては、年間3%の利回りで配当を支払っているということです。

同社の配当性向が77%であるということは、現在のキャッシュフローの大半を配当にあてていることを表しているため、配当は今後大きく増加しないかもしれません。

なお、アナリストらは、今年、同社は一株当たり7.38ドルまで増益すると予測しています。

つまり、配当性向は約56%に低下します。同社は、業績を向上させることで、配当余力をさらに上げたいと考えています。

まとめ

退職金の運用や退職後の資産運用で重要なのは、安定して配当金をだしている企業、安定して成長している企業をポートフォリオに加えることです。

また日本企業の株だけでは、リスク分散という意味では十分ではないので、今回の記事を参考に米国株式も加えてみてはいかがでしょうか。


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