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【米国株動向】ビヨンド・ミート決算の最大の問題点

モトリーフール米国本社、202031日投稿記事より

植物由来代替肉のビヨンド・ミート(NASDAQ:BYND)は、第4四半期(10〜12月)に目覚しい成長を発表しました。

総売上高は前年比から3倍以上の9850万ドル、特に小売業者とレストランにおける売上高が前年比から大幅に増加しました。

植物由来代替肉の需要は高まっています。

しかし、競合他社が力をつけ始めていることにより、第3四半期と比較して、小売店における売上は大きく減少しました。

売上の減少

ビヨンド・ミートは、第4四半期に小売チャネルによって前年比3倍の4070万ドルの売上高を生み出しました。

しかし、第3四半期には小売チャネルから5050万ドルの売上高を生み出しており、第4四半期は前四半期から19.5%減となりました。

ここ数か月で変化したことは、競合他社の増加です。

いくつかの例を挙げるとすると、インポッシブル・フーズ製品が9月から販売され、食料品大手のクローガーは自社ブランドの植物由来代替肉を立ち上げました。

ビヨンド・ミートのCEOのイーサン・ブラウンによると、同社の製品は競合よりも売れています。

しかし、重要なのは、競合他社が市場シェアを奪っているかどうかということです。

売上高が減少していることから、ビヨンド・ミートの市場シェアが奪われていることは明らかです。

経営陣はこのような競争は構造的問題ではないと主張していますが、2020年にマーケティング支出を増やす計画を立てています。

これにより、ビヨンド・ミートの調整後EBITDA(支払い利息・税金・償却控除前利益)は2019年から横ばいになると予想されています。

今後も増える競合

2020年に植物由来代替肉分野の競争はさらに強まるでしょう。

クローガーは、牛ひき肉とハンバーガーのパテを含む植物由来代替肉をラインナップに加えており、カーギルも4月から自社ブランドの植物由来代替肉を立ち上げることを計画しています。

植物由来代替肉のトレンドが続く限り、他の企業も新たに参入してくることでしょう。

ビヨンド・ミートのレストランおよびフードサービス部門における第4四半期の売上は第3四半期から39%増の5780万ドルとなりました。

ビヨンド・ミートは、競合他社よりもブランド知名度が高いことによる恩恵を受けています。

しかし、小売店への売上が減少し、マーケティング支出が増加していることから、他社との競争がビヨンド・ミートにマイナスの影響を及ぼし始めていることを示している可能性があります。

第4四半期のビヨンド・ミートの業績は、今後も成長を続けられるかどうか、投資家に疑問をもたらす結果となりました。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Timothy Greenは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません。

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