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【米国株動向】近く増配発表の可能性がある米国3銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2020122日投稿記事より

配当銘柄には、四半期ごとのインカム・ゲインと同時に、業績が良好であれば株価上昇も期待できるという魅力があります。

長期にわたり毎年増配を続ける銘柄で、近い将来増配の発表が予想される、コカ・コーラ(NYSE:KO)、キンバリー・クラーク(NYSE:KMB)、ウォルマート(NYSE:WMT)の3銘柄を紹介します。

コカ・コーラ:消費者の嗜好の変化に柔軟に対応

コカ・コーラは57年連続増配の実績を持ち、現在の配当利回りは2.9%です。

最近の増配は2019年3月に実施され、増配率は3%近くでした。

現在の四半期ごとの一株あたり配当額は40セントです。

世界各地で事業を展開する同社は、消費者の嗜好の変化に合わせた商品を提供してきました。

消費者が糖分の多い炭酸飲料から、より健康的な飲料を求めるようになったことに対しては、水やジュース、糖分を抑えた炭酸飲料で対応してきました。

さらに従来と比べて小さいサイズのパッケージは消費者に受け入れられ、同社に利益をもたらしています。

配当性向はすでにかなり高く、今後の増配率はさほど高くはないかもしれません。

とはいえ増配発表は通常2月に行われており、わずかかもしれませんが、今年も増配が期待できるでしょう。

キンバリー・クラーク:事業は課題に直面しているが、反撃の兆しも見える

キンバリー・クラークは、クリネックス・ティッシュやおむつのハギーズといったブランドを抱える健康・衛生用品メーカーです。

同社は1935年以来、47年間連続で増配しています。現在の配当利回りは3%、四半期ごとの一株あたり配当額は1ドル3セントです。

2019年度の決算発表を1月23日に予定しており、従来通りであれば、この日に増配が発表されます(注:同社は23日に、四半期ごと一株あたり1ドル7セント、3.9%の増配を発表しました。48年連続の増配となります)。

一方、競争激化やドル高のために大きな課題にも直面しています。

とはいえ最近では、特に海外事業で回復の兆しが見え、業績回復の推進力となることが期待されています。

マイク・スー最高経営責任者(CEO)をはじめとする経営チームが売り上げ成長に弾みをつけられれば、昨年の3セント増よりも大幅な増配が期待できるでしょう。

ウォルマート:Eコマースの分野でも競争力を持つ

ウォルマートは比類のない小売ネットワークを持ち、低価格戦略により半世紀にわたって消費者の支持を受けています。同社は配当投資家に人気があり、46年間連続で増配を行なっています。

直近の増配は2019年3月で、増配率は2%、四半期ごとの一株あたり配当額は53セントで、現在の配当利回りは1.8%です。

配当利回りが低いと感じるかもしれませんが、これは同社の株価が最近急上昇したことが主な要因です。

投資家は、Eコマースの分野でも競争力を持ちつつ、従来の実店舗で培った顧客基盤を維持していることに対して好感を持っています。

通販サイトで注文した商品を店舗で受け取るインストア・ピックアップといった画期的な取り組みも、競争力の維持に一役買っています。

過去の実績から考えると、今年も2月に増配の発表があると予想されます。

増配は確実なものではありません。ですがコカ・コーラ、キンバリー・クラーク、ウォルマートの3社に関しては、今年も増配を続けると予想されます。

2020年にリターンを増やしたいインカム投資家にとっては、幸先の良い銘柄となるでしょう。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Dan Caplingerは、記事で言及されている幹部式を保有していません。モトリーフール米国本社は、記事で言及されている幹部式を保有していません。

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