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【米国株動向】プロクター・アンド・ギャンブル:株価が高値圏にあるなか、買いを入れるべきか?

モトリーフール米国本社、2020122日投稿記事より

米消費財大手プロクター・アンド・ギャンブル(NYSE:PG)はこのところ毎週のように最高値を更新しています。

株価は2013年~2018年の低迷期を脱し、過去52週間では38%上昇しています。

ここからさらに値を上げる余地は残されているのでしょうか、それとも再び活気に欠けるバリュー株へ舞い戻るのでしょうか?

P&Gの事業はどの程度好調か?

2019年10月に発表された2020年度第1四半期(2019年7-9月期)決算は5つの事業部門のうち4部門で大幅な増収となりました。

なかでもヘルスケア部門は販売数量の増加に支えられ20%の増収、美容部門は商品の高級化路線が功を奏し8%の増収を記録しました。

1月23日に第2四半期決算発表が予定されていますが、こうした好調なトレンドは今後も続くものと思われます。

P&Gはタイド、ジレット、ヴィックスなど数々の代表的ブランドを擁しており、昨年は会社全体で688億ドルの売上を上げました。

株価水準はどの程度健全か?

2018年夏場以降の株価の着実な上昇はまさに見事としか言いようがありません。

この快進撃の直前に、同社は独医薬品大手メルク(NYSE:MRK)の消費者向け部門を買収していました。

P&Gのヘルスケア部門はこれを契機に一連の明るい見通しを発表し、その流れは今も続いています。

投資家は事業の改善を好感し、株価は基礎的利益やキャッシュフローの改善を上回るペースで上昇しています。

その結果、現時点の株価収益率(PER)と株価キャッシュフロー倍率(PCFR)は歴史的な高水準にあります。

このため、割高な好転銘柄として投資は控えたいと思うかもしれませんが、それは間違っていると筆者は考えます。

比類のない消費財事業ポートフォリオからキャッシュが次々と生み出されるため、投資家は高い配当利回り(2.4%)と年間67億ドル規模に計画されている自社株買いの恩恵に浴することができるからです。

したがって、グロース株投資家がP&G株投資から手を引くことはないでしょう。

一方、長期的バリュー株や高配当株を追い求める投資家は、P&G株をもう一度見直してみるべきです。

現在のような高値であっても、ウォーレン・バフェット氏であればこう助言するでしょう。

「まずまずの企業を割安な価格で買うよりも、素晴らしい企業をまずまずの価格で買え」と。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Anders  Bylundは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません。

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