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【2020年版】注目すべき米国再生可能エネルギー銘柄7選

「再生可能エネルギー」に可能性を感じ、投資対象にしようと考えられている方もいらっしゃることでしょう。

再生可能エネルギーの特徴は、「枯渇しない」「どこでも存在する」「CO2を排出しない」の3点が挙げられます。

しかし再生可能エネルギーの問題点は、天候などの条件により発電出力が一定ではないことです。

そのような中でも蓄電設備の改良が進み、電力供給の一部を担うと考えられる水準まできています。

この記事では、今注目すべき米国の再生可能エネルギー銘柄をご紹介していきます。

注目の銘柄7選

ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスによると、過去5年間で、再生可能エネルギー開発のために1.5兆ドルが世界で投資されました。

太陽光と風力の発電コストは数十年もの間に急激に低下しており、現在では従来の原油や天然ガスに比べてコスト競争力も付いてきています。

今後10年で、世界経済において5兆ドルから10兆ドルが再生可能エネルギーに注ぎ込まれることも予想され、投資家にとって数十年にわたる巨大な成長機会といえます。

以下で再生可能エネルギーの注目銘柄を紹介していきます。

エンフェーズ・エナジー(NASDAQ:ENPH)

エンフェーズ・エナジーは、ソーラーパネル用のマイクロインバーターを製造している企業です。

同社はソーラー産業用のマイクロインバーター技術を利用することで、太陽光エネルギーを使用可能な電力に効率的に変換し、知的エネルギー管理のためのプラットフォームを提供しています。

2012年3月のIPO(新規株式公開)後のトータルリターンは250%に達しています。

同期間のS&P500のトータルリターンは165%で、そのパフォーマンスを支えているのは、売上高(前年比97%増)と利益(前年比495%増)の大幅な増加です。

同社は対象市場を大幅に拡大させており、今後10年間急速な成長が続くとの見方があります。

ブルックフィールド・リニューアブル・パートナーズ(NYSE:BEP)

ブルックフィールド・リニューアブル・パートナーズは水力、風力、太陽光の発電、エネルギー貯蔵などのクリーンエネルギー資産をポートフォリオに入れています。

同社は設立以来16%の年間リターンを生み出しており、トータルリターンが318%で、同期間のS&P 500の261%のトータルリターンを大幅に上回っています。

このリターンを維持できる要因は大きく3つあります。

  1. 市場平均を上回る配当利回り(2020年2月6日現在4.31%)
  2. 新規設備の投資を抑え、既存設備の生産性向上に投資を注力
  3. コスト削減と電力料金の引き上げで、毎年利益が2~4%増加

バランスシートの内容も良好で、投資機会があればすぐに対応でき、新規開発プロジェクトと買収を積極的に行うことができるのです。

2012年以降、配当を年率6%増加させ、今後も年率5~8%で増やすことが見込まれています。

このような状況から、今後数年は2桁台の年間リターンを生み出すことが予想されます。

ソーラーエッジ・テクノロジーズ(NASDAQ:SEDG)

ソーラーエッジ・テクノロジーズは、太陽光発電システムソリューションを提供しているイスラエルの企業です。

同社の中核事業である電力オプティマイザー(最適化装置)のコモディティ化が進んでおり、トップシェアのポジションが脅かされており、エネルギー貯蔵や電気自動車充電などの新しい市場にも進出しています。

同社の株式は2015年に公開され、IPO以来344%以上のトータルリターンを生み出しています。

同期間中のS&P 500のトータルリターンは67%で、2019年の年初来だけでも株価は2倍以上も上昇しているのです。

また過去数年にわたって多くの買収を行っており、再生可能エネルギーの新しいセグメントを拡大していこうとしています。

これらの新しい事業機会の収益の可能性は、現在の株価に反映されていませんが、新しいセグメントが純利益に貢献し始めると、さらなる株価の上昇につながるとの見方があります。

ネクステラ・エナジー(NYSE:NEE)

ネクステラ・エナジーは、風力発電と太陽光発電で発電した電力を、長期の固定料金契約の下で他の公益事業会社や商業顧客に販売しています。

2005年に再生可能エネルギーセクターに注力し始めて以来、同社は年間最大8.5%の成長率で利益を伸ばしてきました。

2020年2月6日現在、配当利回りは1.87%ですが、同社は今後、配当を少なくとも2024年末まで年間12%から15%の割合で増加しようとしています。

この高い配当の伸びにより、ネクストラは2024年まで年間16%から19%の範囲で大きなトータルリターンを生み出すことが予想されます。

テスラ(NASDAQ:TSLA)

電気自動車で有名なテスラですが、エネルギー貯蔵設備および太陽光発電システムも提供しています。

過去10年間で再生可能エネルギーに焦点を当てた企業のうち、最もパフォーマンスが良かった企業といえます。

テスラの株価は安定的に推移しているわけではありませんが、先見性に優れたCEOであるイーロン・マスクの下、株価上昇により投資家は恩恵を受けてきました。

そして、開発中の新製品の数が増えているため、同社の株価は今後10年間でさらに上昇する可能性があります。

テラフォームパワー(NASDAQ:TERP)

テラフォームは、北米および欧州に資産を持つ風力および太陽光発電に特化した企業です。

ブルックフィールドと同様に、テラフォームはこれらの資産が生成する電力の大部分を長期の固定料金契約で販売しています。

そのため安定したキャッシュフローを生み出すことができ、配当利回りは4.31%となっています(2020年2月6日時点)

同社は今後、少なくとも2022年まで年率5~8%で配当を増やすことを目標に掲げており、既存の古い風力発電所のキャッシュフローの改善、そして新しい強力なタービン発電機の追加によって利益を拡大する計画です。

ファーストソーラー(NASDAQ:FSLR)

ファースト・ソーラーは太陽光を電力に変換する低コスト薄膜太陽光電池モジュールを製造・販売しています。

ソーラーパネルメーカーにとって最大の課題は、常に研究開発に投資する必要があり、また、パネルテクノロジーまたは製造の最新イノベーションを取り入れるため製造設備の改良に投資しなければならないということです。

ソーラーパネル産業は資本集約的であり、比較的低マージンのため、企業が利益を生み出すことは非常に困難なのです。

しかし同社は巨額の現金を保有しており、バランスシート上の現金は20億ドルを超えています。

そのため資本に依存することなく、新しい技術開発を進めることができ、今後も株価上昇が期待できるといえるでしょう。

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