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【米国株動向】超高利回り米国配当株式3選

モトリーフール米国本社、2020年1月20日投稿記事より

最も成功した投資ポートフォリオは、長期的には1つの共通点を有しています。

それは、ポートフォリオにおける配当株が多いということです。

2013年のJ.P. Morgan Asset Managementレポートによると、1972年から2012年の間に増配した株の平均年間リーンは9.5%であることが判明しました。

ただ、配当株の最大の課題は、配当の魅力とリスクのバランスをとることです。

配当利回りが高いほど、通常はリスクが大きくなります。

そういった点も考慮しつつ、次の3つの超高利回り配当株は検討してみてもよいでしょう。

アナリィ・キャピタル・マネージメント:11%の配当利回り(執筆時点)

住宅ローン不動産投資信託(REIT)は近年低調に推移しています。

しかし、グループの最大の住宅ローンREITであるアナリィ・キャピタル・マネージメント(NYSE:NLY)には、長期投資家の検討に値しそうです。

同社のような住宅ローンREITは、短期の貸出金利で借り入れ、レバレッジを活用して、住宅ローン担保証券(MBS)などの資産を長期の利回りで購入することで利益を上げています。

MBSの高い長期利回りと短期借入利率の差が同社の利益となり、純利子所得(NII)に変換されます。

一般的に言えば、住宅ローンREITは、金利が低いか低下しているときに、より高いNIIを得ることができます。

逆に、金利の上昇はNIIを縮小する傾向があり、減配リスクが生じます。

2015年12月から2018年12月の間に、FRBは金利を9回25ベーシスポイント引き上げて、アナリィの利ざやを圧迫しました。

しかし、2019年にはそれぞれ25ベーシスポイントの3回の利下げが行われました。

利下げは同社にとって有利なため、今後数年間でNIIの拡大が期待されます。

さらに、アナリィはMBSにデフォルトが発生した場合でも、連邦政府によって保護されます。

金利がすぐに急上昇しない限り、同社は投資家に実質的な配当を提供することができるでしょう。

アンテロ・ミッドストリーム・パートナーズ:配当利回り18%(執筆時点)

うまくいっていない企業といえば、天然ガスのパイプラインプロバイダーであるアンテロ・ミッドストリーム・パートナーズ(NYSE:AM)です。

アンテロの問題は、想定外に低い天然ガス価格にあります。

アンテロは、2019年1月に発表したキャッシュフロー見通しを、これまでを約4500万ドルも下回る6億5500万ドルから6億6500万ドルと発表しました。

見通しを引下げた理由の1つは、アンテロが設備投資に注力しているためです。

キャッシュフロー予測を引き下げることは予想されていませんでしたが、同社は2019年に3億ドルの自社株買い戻しプログラムを発表しました。

それが実行されれば、会社の発行済株式数を約8%削減できます。

長期的には、天然ガスの液体需要は2018年から2030年の間に4倍になる可能性があり、アンテロに十分なキャッシュフローを提供するでしょう。

アメリカの天然ガス市場に強気な投資家は、この超高利回りの株をポートフォリオに組み込むとよいのではないでしょうか。

モバイル・テレシステムズ:配当利回り9%(執筆時点)

最後に、高利回りを求める人は、ロシア最大のワイヤレス企業の1つであるモバイル・テレシステムズ(NYSE:MBT)を検討してみるのもよいかと思います。

近年、同社を取り巻く2つの重要な懸念事項があります。

第一は、ロシアのルーブルの不安定性です。第二に、ロシアのワイヤレス普及率はすでに高いため、アナリストは同社の成長見通しを懸念しています。

モバイル・テレシステムズの最大の成長要因は、主要都市での5Gネットワークの展開と、周辺都市での4GおよびLTEネットワークへの継続的なアップグレードです。

これらの非常に高速なネットワークは、消費者がスマートフォンをアップグレードすることを促し、データ消費の増加につながります。

データの消費量によって同社は利益を得る余地があり、配当は維持できるのではないでしょうか。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Sean Williamsは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません。

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