The Motley Fool

市場暴落に耐えうる米国株3選

モトリーフール米国本社、20191219日投稿記事より

次の市場暴落を予想することはできません。

しかし、市場暴落に備えることはできるでしょう。

次の市場の暴落が発生したとしても、市場の激変に耐えうる銘柄として、ウォルト・ディズニー(NYSE:DIS)、ターゲット(NYSE:TGT)、およびアンハイザー・ブッシュ・インベブ(NYSE:BUD)を紹介します。

ディズニー

ディズニーは、ディズニーやミッキーマウスのマスコットからスターウォーズ、マーベルスーパーヒーロー、ピクサーなど、世界で最も有名なブランドを所有しています。

2019年の21世紀フォックスの710億ドルの買収により、ディズニーのコンテンツカタログはさらに大きくなりました。

同社は現在、史上最高の興行収入映画の10本のうち8本を所有しています。

同社はそのコンテンツを活かして、テーマパーク、クルーズ船、ランチボックス、ストリーミングビデオサービスを魅力あるものにしています。

ディズニーの事業も、市場暴落の影響を受けます。2008年のリーマンショック時には、ディズニーは直ちにコストを削減し、事業を強化するための措置を講じました。

この迅速な対応が、ディズニーの早期回復に貢献しました。

同社は2008年に54%の株価下落を被りました。その下落率はS&P 500とほぼ一致していました。

しかし、2009年の終わりまでにはディズニーの株価は完全に回復し、一方、市場は2008年初と比較して、24%下落したままでした。

そして、約10年後には870%のリターンをあげました。

2008年の市場の崩壊以降、ディズニーはより良い状態にあります。

メディア帝国はかつてないほど大きくなり、財務は強靱で事業は分散化されています。

同社は、次の市場暴落をうまく乗り越えられるとみられています。

ターゲット

ディスカウントストア大手のターゲットは、2009年末までに2008年の暴落から完全に回復し、2010年末には2桁の利益を記録しました。

ターゲットは、消費者向け企業の中で最も優れた企業の一つと思われます。

eコマースの脅威に怯える小売事業者が多い中、ターゲットは食料品や生活必需品などに焦点を合わせてeコマースに対応しています。

それは、あらゆる市場の低迷が生じても、高い需要が残る商品だからです。

同社はまた、商品の当日配達や通常の配送サービスを展開するオンラインショッピングを拡大しています。

この伝統的な小売大手は、eコマースの猛攻と次の市場クラッシュの両方に耐えるための準備ができています。

アンハイザー

バドワイザー・ビールで有名なアンハイザー・ブッシュは2008年の市場暴落時に債務減免を受けましたが、1年後に完全に回復し、2010年末までに2桁の利益を上げました。

ビールは、厳しい経済的圧力と不確実性に直面しても、売上が落ちない主要商品の1つです。

アンハイザーは、近年いくつかの大規模な買収を行った後、昨年配当支払いを大幅に削減するほど、多額の負債を抱えています。

そのため、キャッシュフローから借金の支払いを行い、いくつかの非中核資産も売却しています。

この賢明な対応により、アンハイザーはビール業界の王様の地位を維持しています。


フリーレポート配信

米国の景気後退(リセッション)に備えて、投資家として知っておきたい情報を最新レポートとしてまとめています。「リセッション(景気後退)に強いインフラ銘柄・食品銘柄7選」こちらからご覧ください。(メールアドレスの登録が必要です)

また、ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。公式ツイッターアカウント@motleyfooljp公式フェイスブックアカウントをフォローする。

免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Anders Bylundは、 ウォルト・ディズニー株、アンハイザー・ブッシュ・インベブ株を保有しています。モトリーフール米国本社は、ウォルト・ディズニー株のオプションを推奨しています(2021年1月の60ドルのロング・コール、2020年1月の130ドルのショート・コール)。

最新記事