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2020年に注目すべき米国中型株3選

モトリーフール米国本社、20191222日投稿記事より

2020年に注目すべき3つの中型株(時価総額30億~150億ドル)を紹介します。

これらの銘柄は全て、SaaS(Software-as-a-Service、ソフトウェアの必要な機能を必要な分だけサービスとして利用出来る提供モデル)のビジネスモデルです。

また、このビジネスモデルは多くの場合、スイッチングコストが高いという高い参入障壁があります。

アクソン・エンタープライズ

警察向け自衛用電気製品やセキュリティーソリューションのアクソン・エンタープライズ(NASDAQ:AAXN)は、もともとSaaS企業ではありませんでした。

しかし、2017年の初めに、警察のボディカメラに経営資源を集中させ、名前も変更しました。

カメラ自体は特別なものではありませんが、クラウド上のエビデンス・ドットコム・プラットフォームで、効率的に全映像を保存し、分析できます。

警察署が全映像を1か所に保管し分析できると、犯罪者の特定が迅速にできるため、逃亡できる可能性は低くなります。

また、カメラ数が増えるとサブスクリプション収入が増えます。

時価総額43億ドルほどのアクソンは、注目すべき中型株とみられています。

なお、株価は予想PER(株価収益率)の57倍で取引されています。

オクタ

今日の世界ではすべてがつながっています。

それは、効率性の向上につながりますが、代償が伴います。

すべてがインターネット経由で保存およびアクセスできると、大量のデータがインターネット経由で盗まれたり、侵害されたりするおそれがあります。

かつての紙のファイルの時代には、それは不可能でした。

企業向けID管理サービスのオクタ(NASDAQ:OKTA)は、この問題に対処しています。

オクタのサブスクリプションソフトウェアは、機密データやツールへのアクセスを許可する前に、従業員が本人であることを確認するのに役立ちます。

現在、従業員と顧客のアクセスを管理するため、オクタは12の製品を提供しています。

オクタのサービス需要で注目すべきは、いわゆる受注残に相当する残存契約債務(RPO)です。

直近四半期決算によれば、RPOは前年同期比62%上昇しています。

企業がオクタのツールの1つを使用し始めると、多くの場合、利用するにつれ別のツールが使いたくなります。

より多くのツールが使用されるほど、企業がオクタから離れることは難しくなります。

同社の時価総額は約140億ドルですが、デジタル時代にはIDの管理が非常に重要になるため、今後成長する可能性があります。

予想PSR(株価売上高倍率)は27倍と高い水準です。

ゼンデスク

ゼンデスク(NYSE:ZEN)の主要なサブスクリプション・ソフトウェアツールは、「ゼンデスク・サポート」です。

このツールにより、企業は顧客とのあらゆるやり取りを追跡し、誰が電話に出ても(またはメールに答えても)、やり取りの全履歴を確認し、多くの問題を解決できるようになっています。

この製品は非常に人気があるため、ゼンデスクは顧客対応チャットツールと、追加費用がかかる「(顧客対応以外の)その他」のサービスも提供しました。

筆者が注目しているのは、「その他」ツールの成長です。

これらのツールには、分析ツール、販売ソフトウェア、顧客関係管理プラットフォームなどが含まれます。

前の2社と同様に、顧客が徐々にツールを追加していくと、スイッチングコストが高くなります。

有望な中型株として注目されているゼンデスクの時価総額は約84億ドルで、PSRは11倍です。


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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。元記事の筆者Brian Stoffelは、アクソン・エンタープライズ株、オクタ株、ゼンデスク株を保有しています。モトリーフール米国本社は、アクソン・エンタープライズ株、オクタ株、ゼンデスク株を保有し、推奨しています。

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