The Motley Fool

景気後退に向け2020年に注目すべき配当株2選

モトリーフール米国本社、20191029日投稿記事より

8月に全米経済学会が調査したところによると、エコノミストの72%が、米国経済は2021年末までにリセッション(景気後退)に陥る可能性があると見ています。

投資家はその意見を割り引いて考える必要がありますが、将来のリセッションの可能性にも備える必要があります。

リセッションに強いビジネスモデルを持つディフェンシブな配当株として、ベライゾン(NYSE:VZ)、ペプシコ(NASDAQ:PEP)をご紹介します。

なお、特に明記のない限り、数値は執筆時点のものです。

ベライゾン

通信大手のベライゾンでは、不況に強い銘柄といえます。

同社は、売上高の大部分をワイヤレス事業から生み出しており、前四半期には615,000のスマートフォン契約の増加がありました。

この部門の売上は、前年同期比3%増の236億ドルとなりました。

同社は、1桁台の売上高と利益の成長が続くと予想しています。

なお、ベライゾンとディズニー(NYSE:DIS)の最近の契約は、同社がディズニーに無制限の新しいワイヤレス回線、Fios Home Internetを提供し、ディズニーが同社の5G Home Internetの顧客に新ストリーミング(動画配信)サービスの「Disney +」を無料で1年間提供するというものです。

ディズニーのDisney +が拡大するにつれ、両社の提携が強化される可能性があります。

ベライゾン株は予想PER(株価収益率)12倍で取引され、予想配当利回りは4%です(12月26日時点)。

配当は13年連続で引き上げられており、過去12か月間のフリーキャッシュフローの60%が配当支払いに費やされました。

ベライゾンの事業の高い参入障壁、割安なバリュエーション、高い配当利回り、および堅調なキャッシュフロー成長は、リセッションに対抗できる優れた防衛手段になると思われます。

ペプシコ

ペプシコは、過去5年間、1桁台前半の売上高成長、1桁台後半の利益成長を生み出しているもう1つのディフェンシブ株です。

今年のオーガニック売上高は前年比4%増加すると予想されていますが、EPS(1株当たり利益)は1%減少する見込みです。

2018年に資産売却、税率の低下によりEPSが増加した反動が来ています。

ただし、アナリストは、今後5年間の年間成長率が4%とみており、特段問題ないと判断しています。

同社は、ペプシコ飲料、フリトレースナック、クエーカーフードの3つのコアビジネスがすべて景気後退時を通じて着実な成長を遂げており、不景気に強い株といえます。

なお、Z世代は消費者市場のより大きな部分を占めています。

そして、最近のパイパー・ジャフレの調査では、米国の10代のトップ5スナックブランドのうち3つ(レイ、ドリトス、チートス)は、すべてフリトレースナックのブランド製品でした。

ペプシコは、低カロリーでシュガーレスのソーダ飲料、水、ジュース、紅茶などの非炭酸飲料、およびフリトレースナックおよびクエーカーフードのより健康的なバージョンを発売することで進化を続けています。

株式は予想PER23倍とそれほど割安ではありませんが、2.8%の予想配当利回り(40年以上にわたって毎年引き上げられています)は、リセッションへの対応として非常に魅力的な株と考えられています(12月26日時点)。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Leo Sunは、アマゾン株とウォルト・ディズニー株を保有しています。モトリーフール米国本社は、ベライゾン・コミュニケーションズ株を推奨しています。モトリーフール米国本社は、ウォルト・ディズニー株に関するオプションを推奨しています(2021年1月の60ドルのロング・コールと2020年1月の130ドルのショート・コール)。

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