The Motley Fool

米国株の指数はNYダウだけではない。代表的な指数を覚えましょう

ニュースでNYダウ平均という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

NYダウは米国の代表的な株価指数の1つです。指数とは取引所全体や特定の銘柄群の株価の動きを表すもの。

日本株でいうと日経225やTOPIXなどがこれにあたります。この指数の動きで市場関係者は市場全体の動きを判断します。

ところでニュースでよく耳にするNYダウの正式名称は「ダウ工業株30種」と言います。実は30銘柄でのみ構成された指数なのです。

アメリカ市場には膨大な数の銘柄が上場されているので、NYダウの30銘柄だけでは市場全体の動向を正しく反映しているとは限りません。

実は米国にはNYダウ以外にもよく使われる指数があります。本記事では米国の代表的な指数をご紹介します。

NYダウ平均とは

NYダウはS &Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出する米国を代表する株価指数の1つです。

実はダウ平均には何種類かあるのですが、一般的にはNYダウ平均とは冒頭に紹介した通り「ダウ工業株30種平均」のことを指します。

NYダウ平均の歴史は長く、19世紀後半にまで遡ります。銘柄の構成は時代ごとに変わっており、その時代の各セクター(業種)の代表的な銘柄が選ばれています。

NYダウに構成されている30種の銘柄はいずれも世界的な優良企業、大企業です。

日本人でも知っているようなグローバル企業も数多く名を連ねています。米国株に投資をするならいずれも無視できない銘柄ばかりです。

例えば構成銘柄にはアップル、コカ・コーラ、マイクロソフト、ナイキ、IBM、Visa、ウォルト・ディズニーなど日本でもお馴染みの銘柄が並んでいます。

興味があればNYダウ30種平均の銘柄を全て調べてみてください。日本人でも知っているグローバル企業ばかりのはずです。

確かにNYダウは米国の代表的な指数の1つではあるのですが、全てが選ばれた大企業・グローバル企業です。

30銘柄しかないので、米国市場全体の動向をNYダウだけで判断できないのではないかと考える投資家もいるのではないでしょうか。

NYダウ平均はよく使われる指数なのですが、30種だけではアメリカ全体の市場の動向が分かりづらいと考えるのも無理はありません。

実は米国にはNYダウ以外にも有名な指数が存在します。

S&P500

S&P500は、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出する米国を代表する株価指数です。

実はNYダウと同じところで算出されている指数です。S&P500はニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場されている銘柄から代表的な500銘柄で構成されています。

NYダウよりも構成銘柄が多く、アメリカ市場全体の動きをより反映しているともいえます。

S&P500は、米国株式市場の時価総額の8割以上をカバーしているため、米国市場全体の動きを反映している指数です。

またS&P500から派生して、S&P500バリュー指数・S&P400・S&P GSCI商品指数などS&Pの名前が冠された指数が多くあります。

  • S&P500は大型株500銘柄で構成
  • S&P400は中型株400銘柄で構成
  • S&P500バリュー指数はS&P500からバリュー株を抽出した指数
  • S&P GSCI商品指数はコモディティーに連動した指数

上位の通り、様々な指数が運用されています。それぞれの指数は様々なタイプの投資家のベンチマークとしても機能しています。

ナスダック総合指数

ナスダック総合指数は、アメリカの全米証券業協会(NASD)が運営する電子株式市場「NASDAQ」に上場している3,000以上の銘柄の全てから算出された指数です。

NASDAQはアメリカ合衆国のベンチャー企業向けの株式市場で、当初は世界初の電子株式市場としても有名でした。

ベンチャー企業向けと言っても現在では世界的な大企業でもあるAmazonやアップル、Googleの親会社であるアルファベット等の世界的なIT企業も上場されています。

現在の米国株市場はテクノロジー株が牽引しているといっても過言ではないので、このナスダック総合指数も米国株投資をする上で重要な指標です。

ラッセル2000

ラッセル2000とは、アメリカのラッセルインベストメント社が開発した米国の小型株指数です。

ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場されている銘柄でも、時価総額が1,001以下から3,000位ぐらいの小型株で構成されています。

ラッセル2000指数は、米国の中小型株のベンチマークとして利用されています。

日本人投資家にはあまり馴染みがないかもしれませんが、成長株を見つける上でラッセル2000も重要な指数です。

まとめ

以上、米国株の代表的な指数の紹介でした。

米国株の指数には、NYダウ平均だけではなく様々な種類があります。例えばS&P500やナスダック総合指数、ラッセル2000などが有名です。

それぞれの指数には、それぞれの良さと特徴があります。

米国株全体の動向から小型株の動向まで反映した様々な指数があります。

これらの指数の特徴を踏まえることで、投資で様々な判断ができるようになるため、指数に詳しくなることは投資家としての第一歩です。


フリーレポート配信

モトリーフールの日本進出にあたって日本の投資家、また、これから投資を始めたい方に向けて「株式投資にどう臨むか -スペシャルフリーレポート-」を配信しております。

こちらは無料レポートです。ここからアクセスできます。

ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。公式ツイッターアカウント@motleyfooljp公式フェイスブックアカウントをフォローする。

最新記事