The Motley Fool

急成長が予想される米国SaaS銘柄3選

モトリーフール米国本社、2019年12月24日投稿記事より

インターネットとクラウドコンピューティングの拡大により、サービス提供でクラウドインフラを使う企業が増えています。

そのようなSaaS(Software-as-a-Service、ソフトウェアの必要な機能を必要な分だけサービスとして利用出来る提供モデル)企業で、注目すべき3銘柄を紹介します。

ペイコム・ソフトウェア

ペイコム・ソフトウェア(NYSE:PAYC)は、クラウドベースで人材管理(HCM, Human Capital Management)ソフトウェアを提供しています。

1つのデータベースとして機能するので、企業や従業員はHR関連の様々なサービスをストレスなく利用できます。

HCMは、人材の採用、人事管理、給与管理、退職に至る必要な機能とデータ分析を提供します。

ペイコムのソフトウェアはすぐに導入でき、使い勝手のよい作りになっています。

ペイコムは、売上高および純利益を急成長させてきました。

2014年の売上高は1億4820万ドル(約162億円)でしたが、2019年の売上高予想は7億3300万ドルで、5年で約5倍になっています。

売上高総利益率は過去3年は83~84%で推移し、2018年の純利益は1億3700万ドルで2016年から倍増しています。

2019年1~9月の増収率および増益率は、それぞれ31%、28%と堅調です。

ペイコムの2018年末時点の顧客企業数は23,500で、2年前から32%増加しています。契約の継続率は92%で、高水準で推移しています。

好業績を反映し、株価は年初来で2倍以上になっていますが、今後もさらなる上昇余地があるとみられています。

なお、予想PER(株価収益率)は62倍です。

ドキュサイン

電子署名サービスのドキュサイン(NASDAQ:DOCU)は、紙ベースの署名管理の煩わしさを一掃しました。

ドキュサインのサービスを使えば、電子署名、契約プロセス、契約に伴う決済関連などをシームレスに行うことができます。

ドキュサインは、顧客企業数を急速に増やしています。

第3四半期(8~10月)の顧客企業数は、前年同期比24%増の45万4000社に拡大しています。

売上高は2016年度は2億5000万ドルでしたが、今年度は10億ドルに達する勢いです。

ドキュサインはまだ赤字状態ですが、2018年度からフリーキャッシュフローを創出しており、今年度の9カ月間のフリーキャッシュフローは2810万ドルとなっています。

2019年度のアニュアルレポートによれば、同社の顧客ベースは潜在市場規模の1%ほどで、大きな成長余地を示唆しています。

既存顧客の利用増、新規顧客開拓、そして新たなソリューションなどの成長ドライバーがあり、今後数年にわたりドキュサインの成長を牽引していくとみられています。

なお、予想PERは180倍、PSR(株価売上高倍率)は15倍です。

セールスフォース

セールスフォース(NYSE:CRM)は、顧客関係管理(CRM)ソリューションをクラウドのサブスクリプションベースで提供しています。

同社の統合CRMプラットフォームを使うことで、企業の各部門が顧客管理を統一的かつ容易に行えます。

セールスフォースは、顧客のマーケティングおよび販売促進を改善するようなカスタマイズツールも提供しています。

売上高の約94%がサブスクリプションベースです。

2019年度の売上高は133億ドルで、2016年度から倍増しています。

売上高総利益率は近年さらに上昇しており、2017年度は73.4%だったので、今年度は75.4%で推移しています。

2016年度以降、フリーキャッシュフローを創出しています。

調査会社IDCによれば、セールスフォースはCRMソフトウェア市場のリーダーで、市場シェアは17.3%(2019年10月時点)となっており、2位のオラクル(5.5%)、3位のSAP(5.3%)を大きく引き離しています。

近年、セールスフォースはR&D投資を進め、さらに関連機能を拡充するためにM&Aを積極的に進めており、過去18カ月間で240億ドルを買収に投じています。

これらの投資が同社の売上高と顧客基盤をさらに拡大すると見込まれます。

2020年度の増収率は前年比23%増と予想されており、セールスフォースは今後4年間で売上高を倍増させる可能性があります。

なお、株価はPSR10倍で取引されています。

フリーレポート配信

今は冷え込んでいるものの、2021年には過熱する可能性がある米国バイオ株5銘柄を紹介します。

2021年に向けて期待の米国バイオ株5銘柄」はこちらからご覧ください。(メールアドレスの登録が必要です)

また、ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。

公式ツイッターアカウント公式フェイスブックアカウントをフォローする。

また、公式LINEアカウントの方では、投資初心者向けの情報を発信しています。
友だち追加

免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。元記事の筆者Royston Yangは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、ドキュサイン株、ペイコム・ソフトウェア株、セールスフォース・ドット・コム株を保有し、推奨しています。

最新記事