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米国株式やETFで自分年金代わりの積立投資を始めるには?「楽天・全米株式インデックス・ファンド」を解説

米国株式や米国ETFですが、NYダウなどは連日高値更新を続けており高い成長力を見せています。

先進国の中では人口増加を継続している国であり、絶えず新たなビジネスやサービスを生み出しながら、世界経済を引っ張る存在である米国の株式やETFはとても魅力的です。

このような米国株やETFを購入するには、これまで購入のタイミングを見計らって一括投資するしかありませんでした。

しかし、日本国内ではここ数年で自動積立できる商品が登場しています。

それが今回ご紹介する楽天証券の「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))」です。

この商品の特徴や向いているのはどんな人なのか?について解説していきます。

楽天証券の「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))」の特徴

「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は、様々なセクターや大型株から小型株まで米国中の株式に効率よく積立投資できる楽天証券のネット取引専用商品です。

愛称として「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」と名付けられていることからもわかるように、このファンドをベビーファンドとして楽天証券のマザーファンドを通じて、実質的なマザーファンドである米国ETF「バンガード・トータル・ストックマーケットETF(VTI)」に資金を投じるETF(上場投資信託)になります。

この投資先となるバンガードのVTIはマイクロソフトやアップル、アマゾンといったハイテク株からJPモルガンといった金融株、さらにジョンソン&ジョンソンなどの一般消費財セクターまで幅広いセクターに投資されています。

しかも大型株だけでなく、中小株までカバーしており、投資対象となる銘柄数は「3,611銘柄(2019年10月末)」となっています。

まさにこのファンドを購入すれば効率良く全米の株式にリスク分散して投資できることになるのです。

楽天・全米株式インデックス・ファンドの特徴について、さらにその全貌を詳細にわたってご紹介していきます。

尚、基準となるデータは2019年10月31日時点のものとなります。 

【特徴のまとめ】

  • つみたてNISA対応
  • 分配金:分配金再投資タイプ
  • 購入単位:1万口以上1口単位または1万円以上1円単位
  • 基準価額:11,799 円
  • 純資産総額:624.03 億円
  • ファンド設定日:2017年9月29日
  • ファンド決算日:毎年7月15日
  • ファンド謄落率:1年+10.2%、設定来(ファンド設定日:2017年9月29日)+18.0%
  • ベンチマーク:CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)
  • 実質運用コストと買付手数料:年0.1596%(税込)の実質運用コスト、買付手数料についてはノーロード

(以上出典:楽天投信投資顧問ホームページ)

ここで上のまとめに挙げた楽天・全米株式インデックス・ファンドの特徴の中から、詳細についてお伝えしていきます。

つみたてNISA対応

楽天・全米株式インデックス・ファンドは米国ETFにもかかわらず、日本国内の商品であるために「つみたてNISA」が利用でき、非課税のメリットを最大限に活かせる商品です。

米国株や米国ETFを購入した場合、積立自体ができず、しかも国外の商品であるためにNISAが利用できません。

この商品なら積立しつつ、つみたてNISAも利用できる点が大きなメリットとなります。

分配金について

分配金はなく、全て再投資される商品です。

そのため、「複利効果」が得られて投資効率を高めることができます。

購入単位

購入単位は、「1万口以上1口単位または1万円以上1円単位」となっています。

「1万口以上1口単位」とは、定数購入法による購入となります。

例えば、購入単価に関係なく毎月一定の口数を指定して購入する方法になります。

それに対して「1万円以上1円単位」とは、購入できる口数に関わらず、毎月一定の金額で積立てする方法です。

これはいわゆる「ドルコスト平均法」と呼ばれ、ETFの基準価格が上昇した場合には購入できる口数は少なくなり、下落した場合は多くなる投資方法です。

いずれの方法も購入価格を平準化するリスク分散効果を期待できます。

純資産総額

楽天・全米株式インデックス・ファンドの純資産額は624.03 億円とこれでも大きなファンドであることがわかります。

しかし、マザーファンドであるヴァンガードのVTIはなんと「8,450億米ドル」で、日本円で約9.3兆円(1ドル110円換算)と超巨大なファンドとして安定運用されていることがわかります。

(出典:The Vanguard Group, Inc.ホームページ)

ファンド設定日

ファンド設定日は2017年9月29日となっています。

ファンド設立から日が浅いですが、実質マザーファンドとなっているVTI自体は2001年5月24日と20年弱の運用期間があって実績も十分です。

その間のパフォーマンスも以下のチャートを見れば、これまでの米国株の大きな上昇ぶりが一目瞭然で反映されているのがわかります。

ファンド謄落率

楽天・全米株式インデックス・ファンドの直近のパフォーマンスも、ファンド設定日である2017年9月29日からの累積で「ファンド謄落率:+18.0%」となっています。

これは1年あたりで単純に9%程度ですので、為替差損(このファンドは為替ヘッジなし)を考慮しても悪くないパフォーマンスと言えるでしょう。

マザーファンドであるVTIも過去10年で右肩上がりでの上昇を見せています(下記チャート)。

チャート下の年率平均リターンを見ても、例えば過去10年と3年の純資産残高ベースの年率平均リターンはそれぞれ「+13.63%」と「+14.46%」で、力強く伸びたのが見て取れます。

(出典:The Vanguard Group, Inc.ホームページ)

ベンチマーク

このファンドのベンチマークは、マザーファンドであるVTIのベンチマーク「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」となります。

このインデックスは、米国株式市場の大型株から小型株までをカバーする約4,000銘柄で構成される時価総額の加重平均型株価指数です。

このベンチマークに連動するように運用されることで、米国株式市場の値動きに合わせた投資成果が達成できるようにしています。

尚、楽天・全米株式インデックス・ファンドのベンチマークの場合、CRSP USトータル・マーケット・インデックスに毎日の為替レートを乗じたCRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)」となっています。

実質運用コストと買付手数料

(出典:楽天投信投資顧問ホームページ)

実質運用コストは、「年0.1596%(税込)」と非常に低コストとなっています。

この内訳はマザーファンドであるVTIの年0.03%の報酬(コスト)に年0.1296%が上乗せされたコストです。

買付手数料については、「ノーロード」タイプで無料となっていますので、積立てのたびに買付けにかかる手数料が発生せずに安心です。

楽天・全米株式インデックス・ファンドが向いている人とは?

次に楽天・全米株式インデックス・ファンドで積立投資をすることから得られるメリットなどから、この商品が向いているのはどんな人なのかについて簡単にお伝えしていきます。

相場の上昇や下落に関係なく、少額ですぐに米株投資を始めたい人

楽天・全米株式インデックス・ファンドなら、米国株相場が上昇や下落に関わらずに始めたい時からすぐに積立を始めることができます。

また、まとまった資金がない状態で少額の米株投資を始めたいという人にも向いています。

ドルコスト平均法でリスク分散したい人

毎月一定金額で積み立てていくドルコスト平均法の場合、平均購入単価を平準化させる効果が期待できます。

したがって、通常の株投資のように高値掴みする心配がありません。

成長力のある米国株ETFで自分年金対策として長期投資できる

成長力という面では、米国株ETFは日本株を中心とした投資信託やETFよりもはるかに期待が持てる商品といえるでしょう。

将来性もある米国株ETFで、長期投資によるリタイヤ後の生活資金確保のための自分年金対策をしたい人にも向いている商品が楽天・全米株式インデックス・ファンドです。

米国株投資を今すぐ少額で始められるのが最大のメリット

楽天・全米株式インデックス・ファンドの特徴や、この商品が向いている人についてお伝えしてきました。

最低積立額が1万円からと敷居の低いこの商品を上手く利用すれば、気軽に少額で米株投資が可能になります。

まとまった資金が無くても始められるので、自分年金や将来の子供の教育資金対策などにも有効です。

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