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【米国株動向】UBSアナリスト、GEに「買い」の投資判断

モトリーフール米国本社、2019年12月15日投稿記事より

ゼネラル・エレクトリック(NYSE:GE)は長年にわたり業績改善に苦闘してきましたが、ここに来て経営改革にメドがつきつつあるとするアナリストが現れました。

スイスの銀行UBSはGEの投資判断を「中立」から「買い」に上方修正しました。

UBSのアナリストのマーカス・ミッターマイヤーは、GEの目標株価を現在の株価(11ドル、12月16日終値)を約23%上回る14ドルとしました。

ミッターマイヤーは、CEOのラリー・カルプの構造改革計画が順調に進んでいると考えています。

過去に行った成果を挙げていない買収のために負債残高は高水準ですが、GEは資産売却で得たキャッシュで債務削減を進めています。

ミッターマイヤーは、債務削減は2020年も継続し、GEのバランスシートは強化されると予想しています。

ミッターマイヤーは、航空関連事業の好業績により、GEの増益率は2020年に12%、2021年に29%と予想しています。

さらに、来年のインダストリアル部門のフリーキャッシュフローは、今年の3倍の23億ドルに達する可能性があると指摘しています。

「ウォール街はGEを過小評価」

UBSのアナリストのミッターマイヤーは、ウォール街のアナリストはGEの構造改革の進捗を過小評価していると述べています。

というのは、GEの航空事業およびヘルスケア事業のキャッシュ創出力の拡大は、電力および再生可能エネルギー関連事業の損失を補って余りあると見ています。

なお、GEのファンダメンタルズの改善はかなり株価に織り込まれており、株価は年初来で55%以上上昇しており、過去1年間では66%も上げています。

ミッターマイヤーの予想ではさらなる上昇余地がありますが、リスク・リターン特性で見た場合、最近の上昇で魅力度が低下しています。

さらに、依然として多くのアナリストは、投資判断を「中立」または「アンダーパフォーム(売り)」に据え置いています。

このようにGE株に関しては様々な見方があるため、今後も乱高下する可能性があります。


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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。元記事の筆者Joe Tenebruso及びモトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません。

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