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本業をしながら起業する3つのヒント

出典:Getty Images

‐簡単なことではありませんが、不可能ではありません‐

今日、複数の仕事を抱える人は珍しくありません。実際アメリカでは、昨年末現在で推定4,400万人が、フルタイムの仕事に加えて何らかの副業を持っていました。しかし、週に数時間だけ別の仕事をすることと、企業して本職とは全く異なるビジネスを自身で営むことは、全く別の意味合いを持ちます。

どうして人々は自分のビジネスに集中せず本業を続けるのでしょうか?その理由の一つは、金銭的な問題かもしれません。もし自分のビジネスを始めたばかりで、まだ売上が上がっていない段階であれば、経費の支払いに本業の収入を充てることが必要になります。また、本業の会社が健康保険料などを負担してくれている場合も、本業を続けるケースが多いようです。しかしながら、本業をしながら自分のビジネスを営むというのは簡単なことではありません。そこで、両方の仕事をうまくやっていくコツを見てみましょう。

1.スケジュールを立てる

本業と自分のビジネスを両立させるなら、あなたにとって最も貴重なものは時間でしょう。自分が起きている時間を最大限に活用できるよう、きちんと準備しなければいけません。週の初めに、家族や友人と過ごす時間や本業に充てなければいけない時間を勘案して、一週間のうちどの時間を自分のビジネスに割くのか、計画を立てましょう。

本業での勤務中に、自分のビジネスのための仕事をすることは、やってしまいがちですが大きな間違いです。個人の利益のために勤務時間や会社の設備を使うと、解雇される可能性がありますので、その一線は超えてはいけません。

同時に、自分のビジネスに費やす時間を本業が邪魔するのも良くありません。例えば、本業の業務が早めに終わり、業務後2時間を自分のビジネスの時間とするなら、その2時間は集中し本業のメールをチェックしないようにしましょう。

2.必要に応じて業務を外部委託する

会社を立ち上げた経営者の多くは、やらなければいけない業務をすべてこなすために、多くの人の手を必要とするものです。ですから、あなたが本業と自分のビジネスの両方をこなそうとするなら、さらに多くの助けを必要とするでしょう。そのため、自分のビジネスのうち、一部の業務を外部委託することをためらってはいけません。特に、自分が得意でない業務は積極的に委託すると良いでしょう。

例えば、ウェブサイトのデザインに苦労しているなら、限られた時間の中で悩み続けるのは止めましょう。その代わりに、プロのウェブデザイナーに少しばかりお金を払って、自分の強みを生かせる業務に時間を割きましょう。外部に助けを求めることが有効な選択肢である場合、すべてを自分でやろうとして時間を無駄にする余裕はありません。繰り返しになりますが、本業と自分のビジネスを両立させる場合、最も貴重で限られたリソースは時間なのですから。

3.自分のビジネスに専念する計画を立てる

本業をこなしながら自分のビジネスを経営するということは、いつまでも続けられるものはありませんし、そのような計画を立てるべきではありません。あなたが自分のビジネスの成功を本当に望むなら、いずれ本業を辞め自分のビジネスに専念するかどうかを決断する時がくるでしょう。その時に備えて、本業からの移行をスムーズにするための計画をあらかじめ立てておくことが大切です。例えば、本業を辞めた後の収入減や急な出費に備えて、相当の緊急資金を準備しておくことや、自分のビジネスが売上を確保できるような顧客リストを作っておくことなどです。いずれにしても、本業と自分のビジネスを同時にやりくりすることが、いつまでも持続可能であるとは考えないでください。チャンスをものにするには、そのチャンスに集中する必要があります。

1つの会社を立ち上げて経営することは、非常に大変なことです。まして、本業と自分のビジネスの両方をうまく両立させるのであれば、計画的かつ戦略的に臨む必要があります。同時に、できるだけ早く自分のビジネスにすべてのエネルギーを集中させられるよう、適切なステップを踏みましょう。両方の仕事を同時にこなす期間が長くなるほど、燃え尽きてしまう危険性が増してしまいます。せっかく2つの仕事に精を出してきたのに、どちらも中途半端になってしまうのはもったいないことですから。