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【米国株動向】スターバックスとラッキン・コーヒー、中国での競争激化

モトリーフール米国本社、2019124日投稿記事より

スターバックス(NASDAQ:SBUX)は、中国市場での拡大を進めています。

2017年にケビン・ジョンソンがCEOになり、2022年までに中国全土で6000店展開する計画を発表しました。

2019年にはスターバックスは中国で600店新規オープンし、その目標に近づいています。

そして、スターバックスの競合で、中国で人気のラッキン・コーヒー(NASDAQ:LK)との競争が激化しつつあります。

スターバックス・ナウでラッキンのトレンド導入

スターバックスは2019年7月に初めての「スターバックス・ナウ」を北京にオープンし、2020年も他の地域に拡大する予定です。

スターバックス・ナウでは、ラッキン・コーヒーのトレンドを取り入れています。

ラッキンの店舗には席がほとんどなく、オンライン注文、テイクアウトにほぼ徹しています。

スターバックス・ナウには、テイクアウト用のスペシャルドリンクやフードメニュー、配達やオンライン注文専用のエリア、少数の席が備えられており、デジタル注文や迅速なサービスなど、進化する革新的な体験を提供しています。

スターバックス・ナウの改善された店内レイアウトにより、少ない従業員でより迅速な店舗展開が可能になりました。

ラッキンとの競争激化

中国に拠点を置くラッキンはわずか半年前に上場しました。

2019年初頭にラッキンは中国に約2380店、スターバックスは約3700店構えていました。

現在では、ラッキンはすでにスターバックスに追いついており、両社は中国にそれぞれ約4000店構えています。

また、ラッキン・コーヒーのCFOによると、年内にさらに500店以上を中国でオープンする予定ですが、これには膨大な費用がかかるでしょう。

ラッキンの直近四半期の営業損失は、前年同期の4億8600万元(6900万ドル)から194%増の5億9100万元(8300万ドル)になりました。

これは主に店舗拡大によるものですが、利益率の低い低価格商品やクーポンなどが影響しています。

しかし、ラッキンは2019年を通して高い売上高を記録しています。

第3四半期(7〜9月)の売上高は約2億1600万ドルで、前年同期の3500万ドルから大幅に上昇しています。

一方、スターバックスの第4四半期(7月〜9月)の売上高は前年同期比7.1%増の67億5000万ドル、純利益は前年同期の7億5600万ドルから8億300万ドルに上昇しました

中国でのスターバックスの展開は始まったばかり

中国では、中間層でコーヒーを飲む人が増え始めています。ラッキンは迅速で比較的安いコーヒーの提供に成功しており、スターバックスもラッキンの攻勢に対抗しつつあります。

スターバックスは従来のカフェ環境を維持しつつ、店舗レイアウト、顧客体験を改善し、新しいテクノロジーを導入しています。

スターバックスは2020年度の見通しについて、総売上高は6〜8%増、 非GAAP(米国一般会計原則)ベースの営業利益は8〜10%増になると予想しています。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Ryan Brennanは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、スターバックス株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、ラッキン・コーヒー株を推奨しています。

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