The Motley Fool

フィンテックを変えつつある3銘柄

モトリーフール米国本社、2019927日投稿記事より

送金、モバイル決済、その他のオンラインマネーサービスを含む世界のフィンテック市場は、年率22.2%で成長し、市場規模は2023年までに3,060億ドル(約33兆円)になると予測されています。

フィンテック市場を変えつつある、ペイパル・ホールディングス(NASDAQ:PYPL、以下「ペイパル」)、スクエア(NYSE:SQ)、アリババ・グループ(NYSE:BABA、以下「アリババ」)を紹介します。

なお、特に明記のない限り、数値は執筆時点のものです。

1. ペイパル・ホールディングス

ペイパルは主要オンライン決済会社の1つです。

直近四半期決算では、売上高は前年同期比12%増、利益は58%増と大幅に伸びましたが、売上高はアナリスト予想を下回りました。

それでもなお、ペイパルはデジタル決済処理プラットフォームを成長させ続けています。

たとえば、ペイパルの総決済高(TPV)を見てみましょう。

これは、同社のプラットフォームで決済された金額の合計で、直近四半期に前年同期比24%増加しました。

この大幅な伸びは、消費者や小売業者が決済処理するために非常に人気のあるプラットフォームであることを示しています。

さらに、同社は、米国で人気の個人間送金決済アプリVenmoを拡大しており、直近四半期の総決済高は前年同期比70%増の240億ドルに達しました。

2. スクエア

スクエアはペイパルほど知られていないかもしれませんが、フィンテック市場での役割は大きくなっています。

スクエアの主力事業はPOS端末とオンライン決済トランザクションサービスで、さらに「スクエア・キャッシュ」と呼ばれるモバイル決済アプリもあります。

スクエアの第2四半期の総決済高は前年同期比25%増加し、268億ドルに達しました。

売上高は46%増でした。

同社は急速に決済取引量を増やしており、潜在的な消費者融資サービスなどの新たな機会を追求しています。

なお、一部の投資家にとって、スクエアは競合より規模が小さく後発であるため、リスクが大きい投資に思えるかもしれません。

しかし、売上高および総決済高の急増傾向、スクエア・キャッシュや潜在的な消費者融資サービスを通じた投資機会により、新興フィンテック分野において多くの可能性を秘めています。

3. アリババ・グループ

アリババは中国最大のeコマースプレーヤーであり、モバイル決済アプリ「アリペイ」には年間10億人ものアクティブユーザーがいます。

中国のモバイル決済市場は、2013年の10億件の取引から2018年には600億件に急激に成長しました。

アリペイとその競合他社であるテンセントのウィーチャット・ペイは、このモバイル決済市場の90%以上を占めていて、2018年末時点では、アリペイが54%、ウィーチャット・ペイが39%でした。

決済プラットフォームや主力のeコマースの成長により、アリババの売上高は直近四半期で42%増、純利益は54%増となりました。

アリペイはすでに中国で確固たる地位を築いており、その膨大なユーザーベースの恩恵を受け、世界のフィンテック分野における巨大な存在となっています。


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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。元記事の筆者Chris Neigerは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、ペイパル・ホールディングス株、スクエア株、テンセント・ホールディングス株を保有し、そして推奨しています。モトリーフール米国本社は、以下のオプションを保有しています(ペイパル・ホールディングス株の2019年10月の97ドルのショート・コール、スクエア株の2020年1月の70ドルのショート・プット)。

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