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世界最大のコンピュータメーカーについて知っておくべき3つの事柄

モトリーフール米国本社、2018年10月3日投稿記事より

市場調査会社のIDCによると、ヒューレット・パッカード(HP)は2017年に5,880万台のパソコンを出荷しました。パソコンの市場全体は0.2%減少したものの、2016年比で8.2%増の結果となりました。IDCのレポートによれば、HPは22.7%の市場シェアを誇っています。

しかし、HPはパーソナルコンピュータメーカーだけではなく、収益の大部分と営業利益の大半を印刷事業から得ています。IDCによれば、HPはコピー市場の大手ベンダーであり、2017年には39.2%のシェアを占めています。以下、HPについて紹介します。

2つの報告セグメント

HPには2つの報告セグメントが存在します。パーソナルシステム事業とプリンティング事業であり、前者は「ノートブックコンピュータ」、「デスクトップコンピュータ」、「ワークステーションやその他のパーソナルシステム」の3つのサブセグメントに分類されます。

2017年、パーソナルシステム事業は334億ドルの収入(前年同期比11%増)を達成するも、営業利益は12億ドルの損失となりました。一方、印刷事業は売上高188億ドル(2017年同期比3%増)を記録し、営業利益にして約32億ドルを生み出しました。したがって、プリンティング事業は、パーソナルシステム事業よりも利益率が高く、営業利益に大きく貢献しています。

HPの還元経緯

HPは過去12ヶ月間に37億2,000万ドルというフリーキャッシュフローを生み出しています。

これによって、同社は自社株の購入や配当の支払いを行っています。HPの最近発表された四半期配当は1株当たり0.1393ドルで、1年あたりに換算すると、1株当たり0.5572ドルとなっています。HPの株価は最近では25.77ドル近辺で、約2.16%の配当利回りを提供します。

2015年にHPは、HPとヒューレット・パッカード・エンタープライズに分かれています。その後、HPは4四半期ごとに配当を増額しています。さらに、自社株の買戻しも行われていますが、HPは2018年の最初の3四半期中に、約19億6000万ドル相当の自己株式を購入しました。これは配当金で支払った6億8000万ドルを大幅に上回っています。

アナリストの予見

2018年の業績は、売上高は2017年比11.8%増、1株当たり利益は22.4%増となる見込みです。しかし、アナリストは、今後数年間にわたってこのような成長が続くとは予想していません。2019年のHPの売上高はわずか1.83%の増加、2020年の売上高は1.86%の増加になると予想しています。

この予想はアナリストの推測にすぎませんが、今後も同社の動向から目は離せません。


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