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【米国株動向】ダラー・ツリーの業績低迷、株価下落をどう見るか

モトリーフール米国本社、2019年12月1日投稿記事より

ダラー・ツリー(NASDAQ:DLTR)がこのほど発表した第3四半期(8~10月)決算は、厳しいものとなりました。

1株当たり利益は前年同期比8.5%減の1.08ドルで、アナリスト予想も下回りました。投資家の最大の懸念は、米中貿易摩擦や関税の影響による弱い第4四半期見通しです。

【米国株動向】ディスカウントストアのダラー・ツリー、予想下回る決算で株価急落

決算発表を受けて同社株は15%以上下落し、年初からの上昇分をほぼ失いました。

しかし、かえって買いの好機となる可能性が指摘されています。

短期的には追加関税や米中貿易戦争の影響を大きく受けるとみられます。

第4四半期には、追加関税によって約1900万ドルのコスト上昇を見込んでいます。

しかし、長期的には、ダラー・ツリーはこういった逆風に対応していけるとみられます。

経営陣は、「一部の製品製造を中国から移しており、サプライチェーンも変えています」とコメントしてます。

ダラー・ツリーは、利益率を改善するために大幅な構造転換を行おうとしているため、1四半期だけの弱気の見通しをあまり懸念する必要はないでしょう。

成長は加速へ

総合的には、ダラー・ツリーの第3四半期決算は堅調でした。

売上高は前年同期比3.7%増で、既存店売上高も2.5%増と好調でした。成長路線を継続しており、新規店舗を165もオープンしました。

そして売上加速のため数百の既存店舗で改装を行っています。2020年も新規店舗オープンと既存店舗改装を加速させる計画です。

第4四半期の見通しは弱いですが、ダラー・ツリーの基調となる事業は強く、利益を上げています。

同社の成長戦略の推移を注視すべきでしょう。


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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。元記事の筆者David Jagielskiおよびモトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません。

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