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投資分析「純利益率」

モトリーフール・シンガポール支局、2018年11月19日投稿記事より

純利益率は、すべてのコストと経費を考慮した上で、売上1ドル当たりの利益を知ることができます。

インベストペディアでは純利益率を次のように定義しています。

「純利益率は、企業、事業セグメント、製品における純利益と収益の比率です。純利益率は、企業が売上として上げた1ドルあたりの利益を示しています。」

純利益率は次のように計算できます。

営業利益 – 財務およびその他の費用=純利益

純利益率=純利益/売上高

純利益は、i)金融費用や金融収益ii)関連会社からの利益配分iii)例外的項目に関連する会社の残った費用項目を見るものです。それでは、順番に各項目を見てみていきましょう。

金融費用は借入金に係る支払利息、金融収益は金融機関への預金から得られる受取利息です。大量に借り入れる企業は、たとえ営業利益が良かったとしても、純利益率は高い金融費用の影響を受けるでしょう。この点は投資家が慎重に考えなければなりません。

関連会社からの利益配分は、関連会社の持分所有割合(20%から50%)から出る利益または損失を指します。例外的項目は、その名前の通り一度限りの費用や収益を指しています。

一部の投資家は、税引き後純利益よりも少数株主持分を除いた後の株主に帰属する純利益を使用することを好みます。この違いは、株式を保有する少数株主持分(非支配持分とも呼ばれる)にあります。少数株主持分の割合が高く、親会社が上場会社のわずか51%を保有している場合(戦略的および業務上の意思決定を支配するのには十分)、少数株主持分を除いた後の株主に帰属する純利益は利益の一部が正当に少数株主に帰属する必要があるため、税引き後純利益とは大きく異なってきます。したがって、少数株主持分を除いた後の株主に帰属する純利益を純利益率の標準的な計算方法として使用することが最も安全だと思います。

純利益率は、売上総利益率や営業利益率と同じように使用し、競合他社との比較や、同社の過去数年のデータと比較することもできます。したがって、投資家は3つすべて使用することで、競合他社と比較し、ビジネスがここ数年に渡って改善または悪化しているのかをより明確に把握できます。


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