The Motley Fool

注目される米ハイテク銘柄

モトリーフール米国本社、201985日投稿記事より

ハイテク株は、成長投資家だけのものではありません。保守的な投資家も、将来性の見込めるポートフォリオを構築するため、ハイテク株の恩恵を受けることができるでしょう。

以下で注目される米ハイテク銘柄を紹介します。なお、特に明記のない限り、数値は執筆時点のものです。

マイクロン・テクノロジー(NASDAQMU

マイクロン・テクノロジーなどのメモリーチップメーカーは、何カ月間も過小評価されてきました。

しかし、足元では、メモリー業界が直近の不況から立ち直りつつあることを示す多くの兆候が見られます。

マイクロンの今年上期の業績が不振だった理由は、中国の通信機器大手ファーウェイとのビジネスを米国政府が制限していたためです。

しかし、トランプ政権は、米国企業のファーウェイへの一部製品供給を許可しました。マイクロンのビジネスに関する最大の障害がなくなったのです。

また、顧客の需要増に対応した短期的なメモリー増産の後には、マイクロンと競合他社は生産を削減する予定です。

これにより、需給バランスが安定し、メモリー価格が安定します。

マイクロンは、実績PER(株価収益率)約8倍という割安な水準で取引されています(10月31日時点)。

オクタ(NASDAQOKTA

オクタは、クラウドベースのID管理サービスを企業に提供しています。

人々が必要なオンライン情報(デジタル作業ファイルやオンラインソフトウェアなど)に簡単にアクセスできるようにすると同時に、企業やソフトウェア管理者が重要なデータを容易に保護できるようにしています。

こういった「サービスとしてのID管理」市場の規模は、2025年までに220億ドル(約2兆4000億円)に達すると見込まれています。

オクタは最近目覚ましい成長を遂げ、第1四半期(2~4月)末時点で6,550の企業や機関がサービスを利用し、売上高は前年同期比50%増の1億2500万ドルに達しました。

同社はまた、サブスクリプション売上を増やしており、第1四半期の売上は52%増でした。

また、年間契約額が10万ドル以上の顧客が、同四半期に53%増加しました。

オクタの株価は過去1年間で140%以上上昇しています。

しかし、サービスとしてのID管理市場は、始まったばかりです。この市場は同社がリードしているため、オクタが成長する余地は非常に大きいと言えます。

なお、オクタのPSR(株価売上高倍率)は約27倍と高水準で推移しています(10月31日時点)。

マイクロソフト(NASDAQMSFT

マイクロソフトは、前CEOのスティーブ・バルマーの下でハイテク株投資家からの支持を失いました。しかし、サティヤ・ナデラCEOの下で、見事な復活を遂げました。

マイクロソフトは、AI(人工知能)を活用するのに適した立場にあります。

ナデラは、AIを「現代のテクノロジーをリードするもの」と定義し、AIとクラウドコンピューティングに焦点を合わせ、マイクロソフト全体を再編成しました。

AIは「勝者が全てを手にする」というプラットフォームビジネスではありませんが、同社はAIの成長に向け投資を拡大しています。

マイクロソフトのAIテクノロジーは、既存ユーザーからの支出を増やし、直接的な利益増につながっています。

そして、計算機能とストレージ機能の強化ニーズの高まりにより、同社のAzureクラウドサービスが伸びています。

ナデラの戦略は奏功し、マイクロソフトの時価総額は1兆ドル前後、予想PERは24倍で推移しています(10月31日時点)。

なお、他に注目される米ハイテク銘柄としては、プログラマティック広告のトレード・デスク(NASDAQ:TTD)、クラウドベースで各種ソリューションを提供しているサービスナウ(NYSE:NOW)があります。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。マイクロソフトの子会社LinkedInの従業員であるTeresa Kerstenは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事のマイクロン・テクノロジー担当筆者のAnders Bylundは、マイクロン・テクノロジー株を保有しています。オクタ担当のChris Neigerは、記事で言及されている株式を保有していません。マイクロソフト担当のJamal Carnette, CFAは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、マイクロソフト株、オクタ株、トレード・デスク株を保有し、そして推奨しています。モトリーフール社は、サービスナウ株を保有しています。モトリーフール社は、マイクロソフト株に関するオプションを保有しています(2021年1月の85ドルのロング・コール)。

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