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株価が安いか高いか判断する方法

モトリーフール・シンガポール支局、2018年11月15日投稿記事より

株価が安い、高いと頻繁に言われます。

多くの場合、企業の株価が6ヶ月前や1年前と比べてどれだけ上昇、低下したかで安い、高いを安易に判断してしまい、企業価値を見極めて判断している人は少数派でしょう。しかし実際には、株価を見ることより、企業価値を見る方が長期的な株価を占ううえで重要です。

それでは、一般的な評価指標からどのようにして安い、高いを判断できるか見ていきましょう。

バリュエーションの裏表

企業の株価を利益やキャッシュフローなどの指標とくらべてどれほど安いか高いか計算する方法として、バリュエーション定義できます。この評価指標を使用して、歴史的な水準や同業他社と横比較をすることができます。

まずは株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)などのシンプルな指標から見ていきましょう。PERは株価を1株当たり利益(EPS)で割って計算できます。したがって、株価が2ドル、EPS0.20ドルの場合、PER10倍($ 2 / $ 0.20)になります。PBRはこの計算の分母を1株当たりの純資産(BPS)変えることで出すことができます。

どれが安い?

これらを使って、同じ業界内の競合他社と比較することができます。小売APER20倍で、競合他社のPERが平均して10倍である場合、小売Aは「高い」とみなされます。しかし、そこで分析を終えてはいけません。小売Aは、ビジネスモデルにおいて他の企業と比べてプレミアム価値があると評価とすべき特徴や利点があるかもしれません。小売Aは他よりも、なぜ高いのか理由まで調べるべきです。

逆の場合も同様です。もし銀行APBR0.6倍で、競合他社のPBR1.0倍の場合、銀行Aが安いと考え購入を検討するかもしれません。しかし、銀行Aは四半期決算の結果からPBRを押し下げられたなど、企業特有の理由により安くなっている可能性があります。そのため、投資を行う前に低評価の理由を検証する必要があります。バリュエーションをチェックすることは重要ですが、その背景を理解し、正当な理由によるものかどうかをチェックすることは、もっと大事です。


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