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【米国株動向】デルタ航空決算:今後のコスト増懸念で株価下落

モトリーフール米国本社、2019年10月10日投稿記事より

デルタ航空(NYSE:DAL)が10日に発表した第3四半期(7~9月)決算は、旺盛な旅客需要に支えられて堅調でしたが、市場は今後の業績見通しに対するコスト増の悪影響を懸念して株価は一時約3%下落しました。

第3四半期の売上高は前年同期比5.1%増の125億6000万ドル(約1兆3000億円)で、アナリストのコンセンサス予想と同じでした。

希薄化後1株当たり利益は20.3%増の2.31ドルで、アナリスト予想の2.26ドルを上回りました。

第3四半期決算の概要

財務指標 2019年第3四半期

(7~9月)

2018年第3四半期 前年同期比
売上高 125億6000万ドル 119億5000万ドル 5.1%
純利益 15億ドル 13億2000万ドル 13.6%
希薄化後1株当たり利益 2.31ドル 1.92ドル 20.3%

出典:デルタ航空

有効座席マイル当たり売上高(TRASM)は、前年同期比で2.5%増加しました。

旅客収入については、国内線、大西洋線、中南米線が増加となり、特に国内線が約8%増で牽引しました。

一方、太平洋線は中国人旅行客の減少などで4.6%減でした。

第3四半期には14億ドルのフリーキャッシュフローを創出し、2億800万ドル分の自社株買いを行い、26年連続の増配を発表しました。

予想配当利回りは約2.8%です。

今後の見通し

デルタ航空は第4四半期の1株当たり利益を1.20~1.50ドルと予想していますが、アナリスト予想の1.51ドルを下回っています。

経営陣は、年金積み立て、賃金増、メンテナンスコスト増を短期的なマイナス要因として指摘しています。しかし、長期的な業績見通しとコスト削減機会に関しては引き続き楽観的です。

なお、株価下落により、デルタ航空はさらに割安になっています。

投資家は、世界経済減速への懸念から航空株を敬遠しています。

デルタ航空についても、強固なバランスシート、潤沢なキャッシュ創出、営業利益率の上昇にもかかわらず、株価は予想PER(株価収益率)7.5倍程度で推移しています。

バリュー投資家は、引き続きデルタ航空の動向を注視すべきでしょう。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者Asit Sharmaは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、デルタ航空株を保有し、そして推奨しています。

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