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市場の暴落に強い北米株3選:ダラー・ゼネラル、フランコ・ネバダ、ヤム・ブランズ

モトリーフール米国本社、2019721日投稿記事より

株式市場は、いつかは大きく下落するでしょう。

しかし、市場が暴落したとしても、比較的回復が早いと考えられる銘柄があります。

そのような銘柄として、ディスカウントストアチェーンのダラー・ゼネラル (NYSE:DG)、カナダの資源採掘企業のフランコ・ネバダ (NYSE:FNV)、各種ファストフードチェーンを展開するヤム・ブランズ (NYSE:YUM)を紹介します。

ダラー・ゼネラル

景気が悪くなると、多くの人々は支出を減らします。

必需品に焦点を当て、低価格でそれらの商品を手に入れることができる店に向かいます。

ダラーストア(いわゆる100円ショップ)のダラー・ゼネラルは、そのような状況に好適の銘柄です。

同社は、リーマンショックの際には上場していませんでした。

株価は上場後、好調に推移し、2009年末から520%以上も急上昇しました。

ダラー・ゼネラルの急上昇の背景にある主な要因は、同社が他のどの小売企業よりも急速に店舗網を拡大していることです。

冷凍および冷蔵商品の流通を自社で行うというDGフレッシュ計画は、コスト削減に役立ちます。

そして経済が低迷したとしても、消費者がそういった商品を買い続けるでしょう。

ダラー・ゼネラルはまた、モバイルアプリを強化しています。

特に、同社のデジタルクーポンは、顧客から大きな支持を受けています。

この特典により、同社は家計が苦しい世帯にとってより魅力的になるでしょう。

現時点では同社の株価は割安というわけではなく、予想PER(株価収益率)20倍近くで取引が行われています。

しかし、ダラー・ゼネラルの強みは、不景気の局面に耐性があるということです。

フランコ・ネバダ

市場が暴落したときには、資産価値保全の観点から貴金属が選好されます。

しかし、地金の保有は成長性を欠いているため、投資としては望ましい選択肢ではありません。

また、貴金属などのコモディティ価格が下落した場合、鉱山会社の株価も下落します。

フランコ・ネバダの場合、資源採掘権に投資を行います。

投資対象資産には、生産中、探査中のものも含まれます。

これにより、同社は商品市況の良い時期でも悪い時期でも一定の利益を確保し、10年以上前のIPO以来毎年配当を増やしてきました。

フランコ・ネバダは、単なる金と銀の株という枠には当てはまりません。

売上高の10%から20%を石油と天然ガスへの投資から得ています。

これは、同社のポートフォリオに分散をもたらし、金と銀の価格が比較的弱いときの打撃を和らげるのに役立ちます。

次の市場の暴落前にポートフォリオの分散を考えている投資家にとって、同社はバランスの取れた選択肢になるとの見方があります。

ヤム・ブランズ

「タコベル」、「ピザ・ハット」、「ケンタッキー・フライドチキン」などの有力なファストフードブランドを持つコングロマリットであるヤム・ブランズも、不況期には堅実な銘柄となります。

次の市場の暴落が景気後退を原因とするものであれば、食品業界が他の業界をアウトパフォームするという過去の傾向が再現される可能性があります。

不況になれば財布のひもはきつくなりますが、人々は外食を続けるでしょう。

その動きはヤム・ブランズに利益をもたらします。

不況期には比較的家計にやさしいファストフードへ顧客を駆り立てるからです。

2008年から2010年にかけて株価は8.6%低下しましたが、S&P500インデックスは24%下落しました。

現在、PER約30倍で高い水準ですが、同社は堅調な業績を上げており、国際展開も進めています。

成長株であること、そして比較的市場の急落に強いことを考慮すると、引き続き魅力的と考えられます。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事のヤム・ブランズ担当筆者のKeith Noonanは、記事で言及されている株式を保有していません。ダラー・ゼネラル担当のKeith Speightsは、ダラー・ゼネラル株を保有しています。フランコ・ネバダ担当のReuben Gregg Brewerは、フランコ・ネバダ株を保有しています。モトリーフール社は、記事で言及されている株式を保有していません。

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