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投資では未来予測はしない?反応する力を鍛えよう

  • 株投資で成功している人は未来を予測するのがうまいのでは?
  • 専門家やインフルエンサーの予想を信じて投資をしたら大損した。騙された!
  • シナリオ投資をしているけどうまくいかない

株投資で成功するには未来を予測しなければいけないと考えてしまう人も多いのではないでしょうか。

そして未来を予測するために専門家やインフルエンサーの予測を信じ、シナリオ投資をしてしまいます。

しかしシナリオ投資は世界最先端の頭脳をもった人達が様々な分析をしますが、明日の金利動向や日々発表される材料で正確に当てることはできません。

しかも分析をすればするほどAというシナリオもBというシナリオも同じぐらいに確からしく判断が難しいということも多々あります。

実は投資では未来を予測するのではなく市場に向き合って反応することが重要です。

専門家やインフルエンサーの未来予測に裏切られても責めないで

専門家やインフルエンサーの未来予測を信じて投資をする人がたくさんいます。

しかし未来予測が不幸にも外れてしまい「裏切られた」「はめ込まれた」「もう二度と信じない!」と怒る人がたくさんいます。

確かに気持ちは分かります。実は私も何度も専門家やインフルエンサーの言う通りに投資をして上手くいかなかったことが沢山あるからです。

しかし専門家やインフルエンサーでも未来を予測するのは難しいのです。

株投資の世界では「猿でも専門家でも、運用成績はほとんど変わらない」という主張があります。

株の未来予測自体がそもそも不可能だというランダム・ウォーク理論でよく引き合いに出される例えのため、ご存知の人も多いのではないでしょうか。

投資の未来予測は新しい材料で日々変化していく

投資の未来予測は新しい材料で日々、変化していきます。投資を取り巻く環境は毎日、変わって行きます。

例えば発表される決算が市場のコンセンサスに応えられなかった、世界を変えるような新しい発明がされた、M &Aがあった、国際的な経済危機が起きた、など日々世界の経済を揺るがすニュースが次々に出てきます。

未来を予測するためには予測する時点で集められる情報を集めて分析を行います。

しかし日々、市場や個別銘柄の値動きを動かす材料が出てくるため予測するための条件が変わっていってしまうのです。

情報が更新されなくても未来予測は困難にも関わらず日々、新しい材料が出てくるわけですから未来予測をすること自体がかなり難しいのです。

世紀の相場師:ジェシー・リバモアの格言

相場の動きを漠然と「期待して待つ」のは博打であり、忍耐強く待ち、シグナルを見出した瞬間に反応するのが投機である(リバモア)

ジェシー・リバモアという20世紀前半を代表する相場師がいました。

リバモアについては『リバモアの株式投資術 (ウィザードブックシリーズ)』などの関連書籍も日本で販売されているため、興味のある方は参考にしてみてください。

リバモアはアメリカのグロース投資家のウィリアム・オニールや、日本の有名デイトレーダーとして過去にテレビに出演していた「ジェイコム男(B.N.F)」氏などにも引用されるほどの有名人です。

リバモアの格言では「期待して待つ」のは博打であるとまで言われています。

専門家やインフルエンサーの未来予想を信じてシナリオ通りになるように「期待して待つ」ことも厳しいことしれませんが博打なのではないでしょうか。

むしろ日々の市場で起きていることや値動きにしっかりと反応して売買するか、そのままポジションをキープするのかといった決断を下すべきです。

投資では過去の未来予測を基準に売買をしないことが大切

専門家やインフルエンサーの未来予測は基本的に過去の情報に基づいた予測です。

そのため1ヶ月前の未来予測がいきなり新しい材料の登場などで変わってしまうことも珍しくありません。

しかし過去の予測を信じて投資をしてしまった人は納得がいかず、過去の発言には責任を持ってと考えてしまうのです。

投資を取り巻く環境は常に変化しています。

むしろ過去の未来予測を基準にし続けてしまうことで過去の判断にとらわれすぎてしまうことが間違いです。

日々、投資を取り巻く世界は変わる。丁寧に市場を見ましょう

過去の未来予測にとらわれすぎてはいけません。

市場は生き物ですから日々の変化を丁寧に観察することが大切です。では実際に何を確認するべきなのでしょうか。

決算発表

株投資の世界で絶対に確認しておきたいのが決算発表です。

市場が予測するコンセンサスを上回れるかどうかが特に株価に強く影響します。

そして経営側からのガイダンスもしっかりと確認しましょう。

決算発表の結果次第ではすぐに過去の未来予測の前提そのものが変わってしまうことも珍しくありません。

日本のネット証券でも米国株の決算カレンダーを確認する手立てはたくさんあります。

特に自分の持ち銘柄の決算発表日は、自分のカレンダーにメモしておく位のことはした方が良いでしょう。

日々の値動き・出来高

日々の値動きと出来高に注目しておきましょう。

テクニカル分析では未来予測をするべきではありませんが市場の現場で起きていることが分かります。

値動きと出来高をしっかりと観察することで持ち株がどのような取引をされているのかを丁寧に確認しましょう。

悪材料があったかどうか

基本的に自分の持ち株で悪いニュースがあるかどうかを日々確認することが大切です。

基本的に良いニュースの場合、投資家がすることは基本的に何もありません。

しかし悪いニュースで特にコンプライアンスに違反するようなことは売りの材料になることもあります。

日々のニュース

市場を取り巻く環境も日々変わります。

そのため投資情報にキャッチアップしていくことも大切です。

新しい投資材料や銘柄、テーマを探す際に参考になります。

しかし米国株投資の情報にキャッチアップし続けるのは大変だと感じる人も多いのではないでしょうか。

例えばモトリーフール・ジャパンでは米国のモトリーフールの翻訳記事も配信しています。

米国株投資の際に米国現地の情報を日本語で拾えます。

英語に自信がある方は米国版のモトリー・フールを英語で読んでみるのも良いでしょう。


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記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。

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