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【米国株動向】ネットフリックス、インド市場開拓で低価格モバイルプラン

モトリーフール米国本社、2019725日投稿記事より

ストリーミング(動画配信)大手のネットフリックス(NASDAQ:NFLX)はこのほど、インドで新しいモバイルプランを発表しました。

基本料金は月額199ルピー(現在の為替レートで約2.89米ドル、約310円)で、ネットフリックスのすべてのコンテンツを「途切れることなく、広告なしで」提供します。

そして、1つのスマートフォンまたはタブレットに標準画質のストリーミングを提供します。

同社は、これがインドにおける4つ目の料金プランとなり、既存の3つの価格プラン(499~799ルピー)をさらに強化するとしています。

インド市場の攻略

ネットフリックスは、市場シェア獲得のために低価格帯をテストしてきました。

同社はまた、マレーシアでモバイル専用のプランを提供しています。これは月額17リンギ(約4.13米ドル)で、基本プランの約半分の金額です。

ネットフリックスの製品イノベーション担当ディレクター、アジェイ・アローラは以下のように述べています。

「インドのユーザーは、世界中の誰よりもモバイルで動画を見ています。彼らは、ショーや映画をダウンロードするのが大好きです。今回の新しいプランにより、ネットフリックスはモバイル機器でさらにアクセスしやすくなります。」

10億以上の人口の魅力

ネットフリックスは、インドが13億人(世界人口の18%近く)を超える人口を有しているため、同国が最優先事項であることを、明らかにしています。インドの中間層は、今日の8000万人から2025年までに推定5億8000万人まで急速に成長すると予測されています。

ネットフリックスはまた、Sacred Games、Chopsticks、Mighty Little Bheemなど、インド向けコンテンツ制作に多大な投資をしています。

同社は、インドの視聴者のために13の新しい映画と9つの新しいオリジナルシリーズを作成中であることも明らかにしています。

ネットフリックスは、数ヶ月のテストの後、上記の新しいプランを導入すると発表しました。

同社によれば、「まもなく開始されるプランで、インドのより多くの人々がネットフリックスに加入するようになるでしょう。有料テレビが5ドル以下という市場において、当社の事業をさらに拡大するための効果的な方法になると考えています。」

インド市場攻略の課題

一部の人は、ネットフリックスがインドで新しいユーザーを簡単に手に入れられると考えているかもしれませんが、そうではありません。

ディズニー(ティッカー:DIS)が所有するホットスター(インド最大のストリーミングサービス)の定期購読も199ルピーから始まるため、ネットフリックスと完全に競合します。

ネットフリックスが、インドのホットスターの加入者数に匹敵するまでには長い道のりがあるでしょう。

その加入者は3億を超え、ネットフリックスの海外加入者数のほぼ2倍です。

ネットフリックスがインドのストリーミング市場、または他の低コスト国に参入するためには、低価格プランは必要な戦略です。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者Danny Venaは、ネットフリックス株、ウォルト・ディズニー株を保有し、そしてウォルト・ディズニー株のオプションも保有しています(2021年1月の85ドルのロング・コール)。モトリーフール社は、ネットフリックス株とウォルト・ディズニー株を保有し、そして推奨しています。モトリーフール社は、ディズニー株に関するオプションを保有しています(2021年1月の60ドルのロング・コールと2019年10月の125ドルのショート・コール)。

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