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大手カジノ企業、日本市場の事業機会とリスクに注目

モトリーフール米国本社、2019年10月5日投稿記事より

日本は次の巨大なカジノ市場になると見られており、海外のカジノ企業が日本での運営権を取得しようと競っています。

ウィン・リゾーツ(NASDAQ:WYNN)、ラスベガス・サンズ(NYSE:LVS)、メルコ・リゾーツ(NASDAQ:MLCO)、MGMリゾーツ(NYSE:MGM)などの大手カジノリゾート企業は、日本が今後数十億ドル規模のカジノ市場になると予想しており、日本でのカジノリゾート建設に最大100億ドル(約1兆700億円)を投じる見込みです。

日本政府がカジノ産業に関する規制を詰めているところですが、一部の関係者によれば、カジノ運営企業のコスト負担は当初予想よりもかなり大きくなる可能性があります。

カジノ企業の投資家は、日本のカジノ市場の詳細に関して注視すべきでしょう。

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カジノ企業の大規模投資にハードル

日本政府は、カジノを中核とする統合型リゾート(IR)に関するライセンスを策定しています。

格付け会社のフィッチ・レーティングスによれば、ライセンスは10年ごとの更新になる可能性が高く、そうなった場合、リスクを考慮すると数十億ドル規模の長期投資をしにくくなります。

アジア最大のカジノ市場であるマカオの場合、当初の運営権ライセンスは20年です。

シンガポールは当初10年で、延長の可能性を含んでいます。

なお、日本でのカジノリゾート建設は100億ドルでも足りないとの予測があります。

フィッチによれば、日本政府が要請しているカジノインフラ、ホテルなどの関連施設などを合わせると150億ドルに達する可能性があります。

これはどの企業が参入するにせよ、巨額投資になります。

カジノ企業にとっての上振れポテンシャル

コストはかなりかかりますが、日本政府が検討している3つのカジノ運営権の事業機会は大きなものです。

フィッチによれば、年間カジノ売上高は100億ドルに達する可能性があり、ラスベガス・ストリップ地区(ラスベガスの高級カジノホテル通り)の売上高66億ドルを超えます。

日本のカジノ市場は、年間に10億ドル超のEBITDA(支払い利息・税金・償却控除前利益)を創出する可能性があり、投資家は無視できないでしょう。

MGM、混戦を抜け出し大阪にコミット

MGMリゾーツは当初から大阪に注目していましたが、8月下旬には大阪IRへのコミットメントを発表し、各種イベントなどで地域との連携も深めています。

ラスベガス・サンズとメルコ・リゾーツは、東京と横浜に注目しています。

東京と横浜については、まだ混戦状態です。

主要カジノ企業が競っていますが、公的な選抜プロセスは複雑なため、どの企業がライセンスを取得し、そのコストがどれほどになるのかは依然不透明です。

リスクの高いゲーム

カジノでは運営サイドが利益をあげる仕組みになっていますが、日本においては、不明なことが山積しています。

カジノ市場の実際の規模、それからカジノ運営ライセンスの取得費用などです。

もし高額の費用に対して数十年にわたる運営権が伴っていない場合、投資コストが見合わないおそれがあります。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者Travis Hoiumは、ウィン・リゾーツ株を保有しています。モトリーフール社は、ラスベガス・サンズ株を推奨しています。

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