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アジアのブロックチェーン投資でテンセントやサムスン電子に注目

モトリーフール香港支局、2019930日投稿記事より

ブロックチェーン(分散型ネットワーク)技術は、テクノロジー企業にとって多くのメリットがあります。

ブロックチェーンを利用した最先端ツールは、運用効率を高め、コストを削減し、高度なサプライチェーンを簡素化できます。

そのため、多くのテクノロジー企業が独自のブロックチェーンパッケージやBaaS(Blockchain-as-a-Service、クラウドベースのブロックチェーンサービス)を開発しています。

BaaS市場においては北米が最大ですが、最も急速に成長している市場がアジア太平洋地域です。

BaaS市場全体は、2024年まで年率15%で成長すると予想されています。

この記事では、BaaSのアジア市場リーダーであるテンセント・ホールディングス(SEHK:700)とサムスン電子(KRX:5930)を紹介します。

テンセント・ホールディングス

香港に上場しているテンセント・ホールディングスは、中国最大のメッセージアプリWeChat(微信)を所有する中国のオンラインゲーム大手であり、2017年からブロックチェーンテクノロジーを使用し始めました。

テンセントは、BaaSのプラットフォームとなる「TrustSQL」ブロックチェーンサービスを構築する計画を発表しました。

同社はまたインテルと提携し、ブロックチェーンの統合ソリューションを共同開発します。

アジア市場におけるテンセントの優位性により、同社は幅広い企業顧客のネットワーク向けにブロックチェーン関連サービスを販売できます。

また、ブロックチェーンテクノロジーへの関心が高まっているため、テンセントはさらに新規顧客を獲得できるでしょう。

サムスン電子

ブロックチェーンの利益を追求しているもう1つのアジア企業は、韓国大手のサムスン電子です。

サムスンは、仮想通貨と事業ツールの両方でブロックチェーンを使用しています。

サムスンは2017年に企業向けのブロックチェーンツール、Nexledgerを発表しました。

Nexledgerでは、さまざまなブロックチェーン・アルゴリズムを統合することで標準化されたインターフェース仕様を提供します。

これにより企業顧客は、独自のブロックチェーンベースのツールを開発する際にサムスンのブロックチェーンプラットフォームを活用することができます。

結論

ブロックチェーンの市場規模は2023年までに230億米ドルに達すると予想されています。

より多くの企業がブロックチェーンを導入し、独自のブロックチェーンツールを開発していくでしょう。

テンセントとサムスンはこの市場にいち早く参入しており、広範な企業ネットワークを活用してさまざまな企業顧客を取り込んでいくとみられます。

したがって、ブロックチェーン関連で利益を追求する場合、テンセントやサムスンなどの主要企業に注目すべきでしょう。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Alex Perryは、記事で言及されている株式を保有していません。

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