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【米国株動向】スラック、バロンズ誌報道受け株価急上昇

モトリーフール米国本社、2019930日投稿記事より

職場のコラボレーションツールのスラック・テクノロジーズ(NYSE:WORK)の株価は30日、金融情報専門誌バロンズの同社に関する強気な報道を受け9%上昇しました。

27日夕方に公開された記事は、同社株の最近の低迷は買いの好機と示唆しています。

不透明な市場環境下、投資家は収益性が明確でない成長株に急速に慎重になっており、上場したばかりのテクノロジー企業の多くが市場平均に対して出遅れています。

スラック株も6月下旬に上場してから低下傾向にあり、27日には上場来で43%近く下落しました。

バロンズは、スラックが市場で正当な評価を受けていない可能性があると指摘しています。

マイクロソフトのコラボレーションツール「Teams」との競争上の懸念は特に大きな問題ではなく、スラックにはユーザーの強力なエンゲージメントがあり、優れたコラボレーションプラットフォームである、とする強気なヘッジファンド・マネージャーやアナリストの言葉を引用しています。

夏にスラックの「買い」推奨を開始したウィリアム・ブレアのアナリストであるBhavan Suriは、「スラックと比較すると、マイクロソフトのTeamsは機能が限定的で、同社のOfficeとの連携効果も実際には弱い」とバロンズに語っています。

バランスシートに8億ドル近くのキャッシュがあることから、スラックは同業他社よりも財務状況が安定しています。

CEOのスチュワート・バターフィールドは、この潤沢なキャッシュがあるため、スラックは資金を調達する必要がなく、かつ株の希薄化を避けるため、増資を伴う通常のIPO(新規株式公開)ではなく直接上場することを選びました。

なお、バロンズの記事は、バターフィールドが積極的に株式を売却しているように既存株主も売却している可能性があるが、この関連の売り圧力は一段落しつつあると示唆しています。

【米国株動向】スラックCEOが毎日株を売却していることを心配すべきか?

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

「米国株投資を始めるのに適した、国内のネット証券5社を比較」

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