The Motley Fool

LINE証券は株式の初心者に向いている?サービスのメリット・デメリットも解説

多くの方が利用しているLINEは、様々な金融サービスを展開しています。

送金手数料無料のLINE Payや、内容が充実している保険など、内容は多岐に渡っています。

その中で、2019年8月よりスタートしたLINE証券が、これまで投資をしてみたかったが様々な理由から諦めた方の注目を集めています。

今回は、スタートしたばかりのLINE証券について解説します。

LINE証券が本当に株式取引の初心者に向いているのか、メリット・デメリットについても合わせて解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

LINE証券とは

メッセージアプリとして人気の高いLINEは、2019年8月20日よりLINE証券をスタートしました。

LINEアプリから証券をタップするだけでアクセスできます。当初はAndroidのみとなっていましたが、現在ではiOSからでも利用できます。

口座を開設できるのは20歳以上、70歳以下の日本在住の人物。

海外からは利用できず、スマホ以外での利用は予定していません。これらの事から、主に働く世代(20代~60代)をメインターゲットにした証券会社だと言えます。

LINE証券の特徴

LINE証券の特徴は、スマートフォンアプリならではのデザイン性と手軽さ、そして購入へのハードルの低さです。順番に解説します。

使いやすいデザイン性と手軽さ

LINE証券の特徴は、ユーザーにとって使いやすデザイン性と手軽さになります。

LINEを普段から使用している方は、口座開設までたった3分で完了。

売買のやり取りや、銘柄の検索などはスマホならでは簡易さとなっており、非常に使いやすいです。

一般的な証券会社を利用する際は、ある程度の知識や資金を持ったうえで、様々な決まりやシステムの範囲でしか投資できませんでした。

一方でLINE証券は、これらの要素を排除。

株式取引における知識不足を補えるようにUIを簡略化し株式を厳選、1株単位から購入できるため多くの資金を必要とせず、夜遅くまで取引可能となっています。

これまで株式取引に参加できなかった方でも参加しやすい環境です。

国内の100銘柄が1株から取引できる

LINE証券で扱う株式は、厳選された日本企業100社となっています。

日本マクドナルドや電通、メルカリ、トヨタといった誰でも一度は聞いた事のある大手企業から、3,000円以下で購入できる株式などバラエティに富んでいます。

これらの株式を1株単位から購入できます。

また、国内ETFもTOPIX・NASDAQ・NYダウ・不動産など9種類扱っており、こちらも1口から取引できます。

これらの株式は「3,000円以下で買える」「お気に入り数が多い」などの各種カテゴリやランキングごとに分類されているため、購入へのハードルが低くなっており、投資に対して知識の少ない方でも選びやすくなっています。

LINE証券のメリット

LINE証券のメリットは3つあります。順番に解説します。

21時まで注文対応

一般的な証券会社の営業時間は、9時から15時までとなっています。

これは取引所が注文を受け付けるのが8時から11時までと12時5分から15時までとなっているため、取引所の時間に合わせているのです。

そのため、平日のランチタイムやサラリーマンの仕事帰りの時間に株式取引をするのは難しかったです。

しかし、LINE証券は平日夜21時まで即時注文・即時約定が可能となっています。

仕事帰りの隙間時間など、利用者のライフスタイルに合わせて取引できるのがLINE証券の最大のメリットになります。

LINE Payから入出金可能

LINE証券は銀行口座振り込みのほかに、LINE Payから入出金可能となっています。

LINE PayとはLINEが運営するキャッシュレス決済で、クレジットカードや銀行口座と紐づけして利用できます。

利用金額に応じてポイントが付与されますが、このポイントをLINE Payにチャージして使用することもできます。

つまり、LINE証券で株式を購入する際に、たまったポイントを利用することが可能なのです。

普段からLINE Payを利用していてポイントがたまっている方ほど、お得に始められます。

取引手数料は無料

基本的にLINE証券の利用料や取引手数料は無料となっています。

ただし、後述するデメリットと含めて考えると、LINE証券の手数料無料はあまりお得なメリットとはいえません。

LINE証券のデメリット

LINE証券のデメリットは2つあります。順番に解説します。

口座開設まで日数がかかる

口座開設の申請は3分で終わりますが、実際に取引開始になるのは4日程かかります。

簡易はがきのQRコードを用いて、LINE証券にアクセスすれば手続きは完了となります。

取引手数料は無料だがスプレッドがかかる

利用料や取引手数料は無料ですが、LINE証券の株式にはあらかじめスプレッドがかかっています。

スプレッドとは、金融取引における為替手数料のことを指します。

たとえば、外国為替相場は1米ドル=120円から120円50銭と表示されます。

これは、円を米ドルに交換する際のレートは120円、反対に米ドルから円に変換する際のレートが120円50銭だという意味になります。

この場合、差額の50銭がスプレッドになります。

LINE証券の場合は、LINE証券と市場価格に違いがあります。

というのも、一般的な株取引だと最低購入単位が100株や1000株とまとまっています。

LINE証券は購入のハードルを下げるために、LINE証券が株をまとめて購入して、利用者に1株単位で売買をしています。

LINE証券は、スプレッドは業界最安の水準だと説明していますが、正確な表示価格は分かりません。

以上のことから、LINE証券で購入する株式は、取引市場で購入するよりも割高になります。

LINE証券は投資初心者の勉強ツール

LINE証券の特徴は、株式取引が初めての方でも簡単に参加できるデザイン性とシステム、そしてハードルの低さにあります。

一方で、1株単位で購入できるとはいえ、LINE証券で売買すると取引市場よりも割高といえます。

LINE証券は株式に触れたことの無い投資初心者が、自分のお金を使って勉強するツールに非常に向いています。

株式取引に興味があるけど、まとまった資金を使って失敗したくない、投資とはどんな風にできるのか体験するの役立ちます。

一方で、LINE証券の株式は割高なため、ある程度株式取引に慣れていて、大きな資金で投資をしたいと考えている方には向いていません。

まとめ

以上が、LINE証券の解説になります。

LINE証券は株式取引の初心者が少額投資をするのに非常に向いています。

しかし、LINE証券でまとまった利益を出そうとするのは難しいです。

ある程度利益を出したい方は、別の証券会社を検討してみましょう。


フリーレポート配信

モトリーフールの日本進出にあたって日本の投資家、また、これから投資を始めたい方に向けて無料で「株式投資にどう臨むか -スペシャルフリーレポート-」を配信しております。

また、テクノロジー分野に投資したい投資家として知っておくべき情報も無料で配信しております。「人工知能というテクノロジーの「第三の波」が、日本の年間GDP以上の付加価値を生み出す」こちらからご覧ください。

ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。公式ツイッターアカウント@motleyfooljp公式フェイスブックアカウントをフォローする。

記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。

最新記事