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バフェット銘柄5選

モトリーフール米国本社、2019年9月30日投稿記事より

ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイ(NYSE:BRK-A) (NYSE:BRK-B)の株式ポートフォリオの動向は、常に注目されています。

その中でも、特筆すべき銘柄として、アップル(NASDAQ:AAPL)、バンク・オブ・アメリカ(NYSE:BAC)、ウェルズ・ファーゴ(NYSE:WFC)、コカ・コーラ(NYSE:KO)、アマゾン・ドット・コム(NASDAQ:AMZN)を紹介します。

1.アップル

バークシャー・ハサウェイは現在、アップルの発行済み株式の約5%、時価総額約500億ドル(約5兆4000億円)、分を保有しています。

バークシャーの株式ポートフォリオに占める割合も他の銘柄を引き離しています。

バークシャーは2016年に初めてアップル株を購入し、その後四半期ごとに買い増しており、株数は2016年以来約25%増加しています。

アップルのハードウェア販売は減少していますが、バフェットはアップルの強力なブランドを高く評価しています。

2.バンク・オブ・アメリカ

バークシャーが保有するバンク・オブ・アメリカの発行済み株式約10%の大半は、2008年のリーマンショック後に購入したものです。

バークシャーは、当時危機的状況に陥った同行の優先株50億ドル相当を購入し、同行の普通株を1株当たり7.14ドルで購入できるワラントを7億株分受け取りました。

そして2017年に株価が26.99ドルの時にワラントを行使しました。

バークシャーは現段階でも年間約4億ドルの配当を受け取り、さらにポジションの時価総額は270億ドル以上で、大きなリターンを得ています

3.ウェルズ・ファーゴ

ウェルズ・ファーゴは近年、多くの不祥事に直面し、株のパフォーマンスも銀行セクターの中では最悪の部類に入っています。

それでも、バフェットは一貫して投資を継続し、同行の経営陣を支援してきました。

ウェルズ・ファーゴは、バフェットの最も古い銀行株投資の一つであり、1989年に1株3ドルの時に投資を開始しています。

今年初めにCEOのティム・スローンが辞任後、株価は落ち着きを取り戻しつつあり、回復への道のりを歩み始めたようです。

依然としてバークシャーの主要保有株の一つであり、規制対策上、保有比率を発行済み株式の10%未満に抑えていますが、それでも保有分の時価総額は200億ドル近くです。

4.コカ・コーラ

ウェルズ・ファーゴと同様にバフェットが古くから保有している株がコカ・コーラで、同社が苦境にあった1988年に初めて購入し、現在の発行済み株式の9.5%となっています。

当初の13億ドルの投資は、現在の時価総額で約180億ドルに膨らんでおり、約1300%の増加となっています。

コカ・コーラ株は毎年約6億5000万ドルもの配当をバークシャーにもたらしています。

さらにコカ・コーラは50年増配を続けており、今後も期待できます。

なお、バフェットはコカ・コーラの大ファンで、甘い「チェリーコーク」を毎日5本飲んでいると言われています。

5.アマゾン

バークシャーは今年初めてアマゾンを購入しました。といっても、バフェットが買ったわけではなく、彼を補佐するトッド・コームズかテッド・ウェシュラーのどちらかが、第1四半期にポジションをスタートさせ、第2四半期に買い増しています。

アマゾン株は株価やPERが高く、配当も出していないため、典型的なバフェット株ではありません。

それでも、アマゾン株購入は順当とみられており、それは同社がプラットフォーム・インフラ等で大きな成長を遂げていて、バフェット好みのビジネスモデルだからです。

アマゾンは25年以上Eコマース市場に君臨しており、その巨大な「帝国」はハードウェア、音楽、ストリーミング(動画配信)などに及んでいます。さらにクラウドコンピューティングでも、アマゾン・ウェブ・サービスが市場を支配しています。

アマゾンをバフェットまたはバークシャーの成功投資と呼ぶには時期尚早ですが、その可能性は十分にあります。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事の筆者MyWallStスタッフは、アマゾン株、アップル株、コカ・コーラ株のロング・ポジションを保有しています。モトリーフール社は、アマゾン株、アップル株、バークシャー・ハサウェイ(B株)を保有し、そして推奨しています。モトリーフール社は、バークシャー・ハサウェイ(B株)に関するオプションを保有しています(2021年1月の200ドルのロング・コール、2021年1月の200ドルのショート・プット)。モトリーフール社は、アップル株に関するオプションを保有しています(2020年1月の155ドルのショート・コール、2020年1月の150ドルのロング・コール、2020年1月の155ドルのショート・コール、2020年1月の150ドルのロング・コール)。

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