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FXで失敗する人の特徴とは?失敗しないためにすべきことも説明

書店やメディアで「学生がFXで〇〇万円稼いだ!」「FXで毎月安定収入!」といった、印象的な言葉を目にします。

FXはゼロサムゲームなので圧倒的に勝っている人がいる裏で、人知れず負けて資金を失っていく人が大半であるのが事実です。

「9割が負けて、1割が勝つ」と言われる厳しい相場の世界。

ビギナーズラックで一時的に勝つことはあっても、実力がなければ生き残ることはできません。

勝って生き残るためには多くのトレーダーの敗因を知ることが重要です。

今回の記事では、FXで失敗する人の特徴、FXで失敗しないためにすべきことを説明します。

非常に大切な話ですので、FXトレードを始めたい方やFXで負けている方はぜひチェックしておいてください。

なお、モトリーフール・ジャパンではFXによる短期取引を推奨してはおりません。

FXで失敗する人の特徴

FXで失敗する人の特徴は上げていけばキリがないほどあります。

その中でも、多くの失敗する人に当てはまる3つの特徴は以下のとおりです。

  • 失敗を受け入れ損切りをすることができない
  • 聖杯があると思いこんでいる
  • トレードの記録と検証を行わない

それぞれ説明していきます。

失敗を受け入れ損切りをすることができない

FXで勝つ方法はある意味シンプルであり「小さく負けて大きく勝つ」を実践することです。

しかし、人間は失敗を恐れる生き物でもあります。

本来は損切りをするべき場面であっても、「もう少し待てば損失0まで戻るかもしれない」と淡い期待を抱いて判断を見誤るのです。

多くの人が損切りで失敗するのには理由があります。

それは「プロスペクト理論」という人間の本能が損切りの邪魔をするからなのです。

プロスペクト理論とは、同じ金額の「利益を得る喜び」と「損失が発生する悲しみ」を比較した場合、圧倒的に損失が発生する悲しみが勝るという理論になります。

株式投資の判断を妨げるコンコルド効果とは?投資において重要な損切りも解説

つまり、人間は本能的に失敗を受け入れて損切りをするのが苦手な生き物なのです。

この特徴を理解し、適切な損切りをしないと「小さく勝って大きく負ける」というFXでの典型的な負けパターンに陥ってしまいます。

聖杯があると思いこんでいる

浮き沈みの激しい相場の世界において「聖杯」という存在が話題に上がることがあります。

聖杯とは百発百中で勝てる手法のことであり、すなわち必勝法です。

残念ながらFXの世界に聖杯は存在しません。

たしかに、多くのテクニカル指標を組み合わせ、適切なエントリーポイントを見つけることができれば、ある程度の優位性を保つことができるでしょう。

しかし、テクニカル指標は過去の値動きの傾向に過ぎず、優位性も時間が経過すると失われていくものです。

「相場は水もの」と呼ばれるほど変化が早く、手法も変化させていかなければなりません。

聖杯の存在を信じて思考が止まってしまうのは典型的なFXでの失敗パターンです。

トレードの記録と検証を行わない

特にFX初心者ほどやるべきことがトレードの記録と検証です。

つまり、勉強で言うところの見直しと復習のことですね。

記録すべき内容は、通貨ペア、トレード日時、保有時間などといった要素に加えて、エントリーした根拠を必ず記録しましょう。

エントリーした際には必ず何かしらの根拠があるはずです。

根拠のないエントリーをしてしまっていてはその時点でギャンブルと変わりません。

記録をしたら合わせて検証も行いましょう。

自分がエントリーしたポイントは適切であったか、利確・損切りの判断はどうだったか、次回のトレードでの改善点はどうか、といった検証を行います。

そして大切なことは、検証して見つかった要素は確実に改善していくことです。

メモなどの書き出しておくと良いでしょう。

結果を出しているFXトレーダーほど血の滲むような記録と検証を繰り返してきています。

FXに失敗はつきものですが、記録と検証を行わないのは負け続ける人の特徴です。

FXで失敗しないためには?

FXで失敗する人の特徴をあげてきました。

では、どうすればFXでの失敗を防ぐことができるのでしょうか?

これもやはり多くの要素がありすぎて、いっぺんには紹介しきれませんがまずは基本となることをあげていきます。

FXトレードをする目的と目標を定めて計画的に投資をしよう

FXはギャンブルではなく投資です。

勝ち負けを楽しむためのものではなく、自分の目的を果たすために目標を定めて計画的にトレードを行いましょう。

目的とは、何のために自分はFXトレードで資産を増やすのか、資産を増やしてどのような生活を手に入れたいのか、適切なリスクはどれくらいなのかを明らかにすることです。

そして、FXトレードをする目的が定まったら目標を決めていきます。

目標とは、目的を実現させるためにどれくらいの利益を狙っていけば良いかを明らかにすることです。

FXトレードをする目的と目標が定まれば、無茶なエントリーをすることが減っていきます。

まずは、FXトレードは投資であることを強く意識し、目的と目標を定め、自分が目指すべきスタイルを確立させましょう。

FXにおけるリスク・リワードの適切な設定を知ろう

FXで失敗しないためには、リスク・リワードの適切な設定が必要となります。

簡単に言ってしまえば、「リスク=損失」「リワード=利益」のことです。

当然ですが、利益が損失を上回らないとトレードを繰り返すたびに損失が広がっていってしまいます。

しかし、先ほどプロスペクト理論をご紹介しましたが、人間は損失を過剰に恐れる生き物なのです。

損失を恐れるあまりに勝率にこだわりすぎて、小さく勝って大きく負けるという負けパターンに陥ってしまいます。

これが初心者にありがちな「勝率の罠」です。

こだわるべきは勝率ではなく、リスク・リワードの設定、すなわち期待値であるということを強く意識しましょう。

目の前の損失を受け入れ、期待値の高いトレードと淡々とこなせるようになれば失敗を防げるようになります。

生き残るためには学び続ける必要があると知ろう

FXの世界は1割が勝って9割が負けるといわれる厳しい世界です。

また、今勝てていても、その手法が今後も通用し続けるという根拠はどこにもありません。

生き残るためには学び続ける必要があるのです。

そして、時には優位性を失った手法を捨てるという潔さも必要になるでしょう。

FXで失敗しない人たちは聖杯が存在しないことを十分に理解し、努力を惜しまないものなのです。

まとめ

今回はFXで失敗する人の特徴と、FXで失敗しないためにすべきことについて説明していきました。

他にも多くの要素がありますが、必ず抑えておくべきポイントを紹介しましたので、ぜひ参考にしてください。


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記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。

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