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【米国株動向】スターバックスの成長が終わっていない理由

モトリーフール米国本社、2019919日投稿記事より

スターバックス(NASDAQ:SBUX)の株価は、1992年に上場してから27年間上昇し続けており、2019年も年初来で41%上昇しています。

投資家は、スターバックスが今後も成長を継続できるか疑問に思っています。

既存店舗、新店舗、潜在的な成長分野のそれぞれで、スターバックスには依然成長余地がありそうです。

堅調な既存店売上高

スターバックスのポイント制度であるリワードの米国会員数は第3四半期(4月~6月)末で合計1720万人、前年同期比14%増となりました。

1回限りの顧客ではなく、常連客になってもらうことは非常に重要です。

リワード・プログラムとメルマガを活用し、消費者に新製品、新店舗情報などを知らせています。

なお、急成長しているチェーン企業の業績を確認する場合、既存店舗と新店舗の成長を区別することが重要です。

スターバックスの第3四半期の既存店売上高は前年同期比6%増と堅調で、今後も四半期決算での動向が注目されます。

世界のスターバックスの店舗総数

出典:スターバックス。2019年以降は予想。筆者がチャート作成。

新店舗については、スターバックスは2019年に予定通り2000店をオープンしました。

このうち、600店は米州、1100店舗は中国およびアジア太平洋地域、300店はヨーロッパ、中東、アフリカ地域でオープンしました。

なお、スターバックスブランドで運営されている店舗は、直営店とフランチャイズ店の2種類です。

巨大な中国での事業機会

中国における新店舗展開は、スターバックスの主要な成長ドライバーです。

米国の年間コーヒー消費量は1人あたり平均363杯ですが、中国では平均3杯に過ぎません。

中国のプレミアムコーヒー消費量が米国ほど多くならないにしても、スターバックスはプレミアムティーも販売しているため、大いに期待できるでしょう。

2018年時点で中国の人口は13億9200万人であり、同社にとって重要な市場であることは明白です。

中国の消費者を巡るコーヒー競争は、スターバックス、中国のラッキンコーヒー、コカ・コーラ系のコスタコーヒーの間で繰り広げられています。

【米国株動向】スターバックス、時代の変化に対応するため中国で新型店舗

スターバックスは中国に進出して20年経ち、現在3400以上の店舗を運営しているため、競争に関して過度に懸念していないようです。

中国の消費者がコーヒーを日頃飲むようになれば、コーヒー市場は大きく成長します。

中国では、さまざまな品質のコーヒー販売で競争が高まっていますが、スターバックスはプレミアムコーヒーに絞っています。

今後については、スターバックスの中国における成長、既存店売上高、リワード会員数の増加、市場競争を注視すべきでしょう。

同社の過去5年の平均予想PER(株価収益率)は28倍ですが、現在PER31倍で取引されていてやや割高となっています。

しかし、中国や米国などの高収益地域で拡大を続けているため、長期投資家は特段心配する必要はないと考えられます。

スターバックスは成長し続ける戦略を持っており、株主価値を高め続けるでしょう。

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

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元記事の筆者Justin Cardwellは、スターバックス株を保有しています。モトリーフール社は、スターバックス株を保有し、推奨しています。モトリーフール社はラッキンコーヒー株を保有しています。

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